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ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
発売日:2004/11/27
コンシューマ向けRPGの中で1、2を争う超人気の「ドラゴンクエスト」シリーズ。その第8作目がこの「ドラゴンクエストVIII
空と海と大地と呪われし姫君」だ。
今回より、PS2版『ダーククロニクル』の開発などで評価の高いレベルファイブが手掛けており、鳥山明のデザインするキャラクターをアニメ風に表現する「トゥーンシェーディング」という技術の採用が大きなポイントとなっている。
バリエーション豊かな冒険フィールドも特徴のひとつで、豊かな河の水をたたえる渓谷や、険しい丘の広がる平原、薄暗い森、雪山の奥深くにまで移動できるようになっている。広大な世界の探検がプレイヤーを待っている。
本作で始めて登場したテンションを上げる「ためる」コマンドなど、ゲームをよりエキサイティングにする新しい演出も多数用意されており、現時点でシリーズ最高の完成度を誇ることはまず間違いない。(Amazon.co.jp商品紹介
山本一郎)
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ドラゴンクエストV 天空の花嫁 (DQ VIII プレミアム映像ディスク同梱)
発売日:2004/03/25
新作が発売されるたびに社会現象を引き起こし、人々の注目の的になったRPG「ドラゴンクエスト」シリーズ。本作は、1992年に発売された第5作目をPlayStation2用にリメイクしたものだ。前作をプレイした人でも新鮮に感じるさまざまな工夫がほどこされているのが特徴。
父親とともに旅を続ける主人公がやがて青年へと成長し、親子三代にわたって語られる冒険の物語。ゲームプレイの最も重要な分かれ道として、究極の選択を迫られるエピソードを盛り込んでいたのが懐かしい。もちろん、はじめてプレイする人はその壮大なストーリーに驚かされることだろう。
シナリオ・ゲームデザインに堀井雄二、キャラクターデザインに鳥山明、音楽にすぎやまこういちと、制作スタッフはおなじみの黄金トリオだ。これにアートディレクションの眞島真太郎が加わり、新たなドラゴンクエスト像を提示している。
本作で最も変化しているのは、最新の技術で描かれるグラフィック。フィールドだけでなく、モンスターなどのキャラクターも3D化されており、プレイのしやすさに加えてゲーム世界の迫力やモンスターたちのユニークな動きを再現することに成功している。丸みを帯びた地平線で実感できる世界の広さや、戦闘中に眠ったり逃げ出したりするモンスターのアニメーションがゲームを盛り上げてくれるだろう。シリーズ初のNHK交響楽団演奏となるオーケストラ音楽をゲームに採用している点にも注目したい。なお、同梱の「『ドラゴンクエストVIII』プレミアム映像ディスク」には、世界初公開の『ドラゴンクエストVIII』の最新映像を収録している。(Amazon.co.jp商品紹介
松本秀行) |
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スライムもりもり ドラゴンクエスト 衝撃のしっぽ団
発売日:2003/11/14
日本ゲーム界に金字塔を打ち立てた「ドラゴンクエスト」シリーズの人気モンスター「スライム」が主人公となるアクションアドベンチャーゲーム。敵キャラなのにどこか憎めないスライムが謎の敵「しっぽ団」を追って冒険に旅立つというストーリーだ。
監修に堀井雄二、キャラクターデザインは鳥山明、音楽はすぎやまこういちというシリーズおなじみのスタッフが、シリーズ初のアクションアドベンチャーという新境地を切り開く本作。注目はかわいらしいスライムの活躍っぷりだ。スライムたちが伸びたり、走ったり、燃えたり、泳いだりとなんでもアリのおもしろアクションをふりまきながら、陸海空を冒険していく。柔らかいからだをフルに使って、不可思議な必殺技で敵を倒そう。
スライムたちの得意技は、仲間のスライムだろうが敵だろうが何でも頭の上に乗せて思うがままにできること。シンプルだがスライムならではの、この最強の能力で難関をクリアしていく「頭」も駆使するゲームだ。楽しく暮らしていたスライムたちの前に現れた謎の敵「しっぽ団」は何者か、その悪だくみとは何なのか。冒険に立ちはだかる敵モンスターはドラキーやゴーレムなどおなじみのドラクエモンスターたちだ。
個性豊かなモンスターたち、そしてさまざまなスライム族たちがGAMEBOY
ADVANCEの画面に、ぷよぷよトコトコと駆け回る。スライムのかわいさがと大活躍が堪能できる「触っているだけで楽しい」アクションゲームだ。(Amazon.co.jp商品紹介
江口謙信)
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剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣
発売日:2003/09/19
人気RPG「ドラゴンクエスト」シリーズの体感型ゲームで、実際に剣を振るって魔物たちを倒す冒険が楽しめる。プレイヤーはテレビ画面を見ながら、ドラゴンクエストの世界を本当に冒険しているかのような気分で遊べるのだ。
専用ハードなどは必要なく、セットの内容品だけで遊べるのが手軽だ。本体の「紋章ユニット」を付属のAVケーブルでテレビにつなぐだけで、あとは「ロトの剣」を手にしてモンスターたちを斬り倒してゆけばよい。あの「冒険の書」もメモリーカードとして付いてくる。
ロトの剣は全長約40cmで、伝説に忠実なフォルムになっている。プレイヤーがテレビに向かって剣を振ると本体内蔵のセンサーがその動きを読み取り、タテ、ヨコ、ナナメ斬りなど、振り方によりさまざまなアクションを起こせる。
制作スタッフはこれまでのドラクエシリーズと同様、シナリオとゲームデザインを堀井雄二、キャラクターデザインを鳥山明、音楽をすぎやまこういちが担当している。ドラクエの世界観そのままのゲームシステムには、ドラクエファンの大人も好感を持てるだろう。モンスターに向かって実際に剣を振るい、だれもが勇者気分を楽しめる本作は、子どもだけでなく大人にもぜひ遊んでほしいゲームだ。(Amazon.co.jp商品紹介
江口謙信)
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ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート
発売日:2003/03/29
「ドラクエ」のモンスターを仲間にして冒険できる「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズ第3作目が、最大12人のにぎやかなキャラバン隊になった。従来の「配合」に代わるモンスター育成システム「転身システム」を搭載し、『ドラゴンクエストモンスターズ
キャラバンハート』として登場。
物語の主人公は、『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』で活躍した、キーファ王子。キーファは20種を超える職業の仲間たちとガードモンスターによるキャラバン隊を編成し、魔物と戦いながら伝説の大陸を冒険する。3台の馬車に乗せられる仲間の数は最大12人と、ガードモンスター3体。人間やモンスターの体重はそれぞれ異なっており、パーティーは馬車の最大積載量の範囲内で編成しなければならない。
また、ガードモンスターは、魔物が落としていく「モンスターの心」を使うことで強くなる。ひとつ使えば強化、ふたつ使えば全く新しいモンスターへ転身。転身の儀式は『ドラクエVII』に登場した、あの大神官フォズがおこなってくれる。(Amazon.co.jp商品紹介
田中あきら) |
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ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 ~不思議のダンジョン
発売日:2002/10/31
1993年にスーパーファミコンで発売されて以来、ざん新なゲームシステムで好評を博した「トルネコ」シリーズ。PS版『ドラゴンクエストキャラクターズ
トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン』、GBA版『トルネコの大冒険2アドバンス
不思議のダンジョン(ドラゴンクエストキャラクターズ)』など、さまざまなプラットフォームで登場し、今回は、シリーズ初の「3D表現」をうたったPS2版『ドラゴンクエスト・キャラクターズ
トルネコの大冒険3 〜不思議なダンジョン〜』としてリリースされる。
舞台はとある南国の島。家族旅行を楽しんでいたトルネコ一家に災難が降りかかるところから物語は始まる。船旅の中、嵐に巻き込まれなんとか助かったトルネコたち。しかし、トルネコの最愛の息子、「ポポロ」は気絶したまま深い眠りに落ちそのまま覚めることがなかった…
トルネコは息子ポポロを救うという目的のため冒険へと旅立つ。
今作は、シリーズ初となる、「地上マップ」を歩き回り、さまざまな「街」や「不思議のダンジョン」と出くわすシステムが採用されている。「ドラクエシリーズ」では、モンスターが出現していたのだが、このタイトルではダンジョンが出現するというわけだ。最大のポイントは、「不思議のダンジョン」で倒されても(クリアしても)、レベルが1に戻らないという点。このおかげでストイックなトルネコシリーズを苦手としていたユーザーも楽しむことができる。もちろん、「レベル1からダンジョン」も用意されているので、コアなユーザーも楽しむことができる。「ドラクエ」シリーズでおなじみの要素も満載なので、ドラクエファンにもおすすめ。(Amazon.co.jp商品紹介
松井浩二)
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ドラゴンクエストモンスターズ1・2 星降りの勇者と牧場の仲間たち
発売日:2002/05/30
ゲームボーイで人気を博したRPG『ドラゴンクエストモンスターズ』と『2』がセットになってプレイステーションに再登場。タイジュの国のモンスターマスターを目指す、1作目の『テリーのワンダーランド』と、マルタの国の危機を救う兄妹の冒険を描いた、2作目の『ルカの旅立ち』、『イルの冒険』が収録されており、計3本のゲームのなかから選んでプレイできる。
プラットホームの進化により、もちろんグラフィックや音楽には大幅に手が加えられている。さらに、シナリオ部分にも手が加えられ、新しいイベントも多数追加されている。新たな配合パターンも用意されているので、前作を攻略した人も新鮮な気持ちでプレイできるだろう。
また、本作は、iアプリ対応携帯電話で楽しめる「ドラゴンクエストモンスターズ
iアプリ」と連動。本作で育てたモンスターをiアプリ版の牧場へ転送し育成することが可能で、成長させたモンスターを本作に戻すこともできる。携帯電話との連動による、「いつでもモンスターが育てられる」という新たな遊びの提案がなされている。(Amazon.co.jp商品紹介
池村慎一)
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ドラゴンクエストIV 導かれし者たち
発売日:2001/11/22
ファミコンで発売された『ドラクエW』を、プレイステーションでリメイク。この作品から商人のトルネコ、おてんば姫のアリーナなどのドラクエの個性あるサブキャラクターが登場した。また、モンスターが自分の仲間になって一緒に闘ってくれるというシステムもこの作品からである。シナリオはそのままにグラフィックは『VII』を踏襲し、3Dの街並みやダンジョンは使用ハードの進化同様、大きな進化を遂げている。
この作品は5部構成となっていて、それぞれに主人公が異なり、章が変わればレベル1から始めなければならない。そして第5章でそれまでの主人公と、このドラクエW本来の主人公が遭遇し、さらなる敵と戦っていく。「天空3部作」と呼ばれるその最初の作品であるが、その斬新なストーリー展開は色あせていない。初めてプレイする人はもちろん、ファミコンで遊んだ人にも楽しい冒険となることだろう。(Amazon.co.jp商品紹介
樋口浩二)
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ゲームボーイドラゴンクエストIIIそして伝説へ・・・
発売日:2000/12/08
シリーズ中最高の売り上げを誇る『ドラゴンクエストIII』のゲームボーイ版。『ドラゴンクエストI・II』から続く「ロトの伝説」の完結編でもある。ファミコン版、スーパーファミコン版とリメイクの度に進化を重ねており、冒険する仲間を最大3人まで選び、自分だけのパーティーを自由に作れる転職システムや、出現するモンスターなどが時間によって変化する時間経過の概念など、今でもまったく色あせない完成度を誇る傑作といえる。
ゲームボーイ版ではスーパーファミコン版で好評だった性格付けシステムやすごろく場などに加え、新要素としてモンスターメダルが加わった。これはモンスターを倒すと、ときどきもらえるメダルで150以上の種類があり、自分だけのコレクションを作ることができるというもの。友達と通信ケーブルを使って交換することも可能だ。(Amazon.co.jp商品紹介
杉村 啓)
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ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち
発売日:2001/08/26
「ドラゴンクエスト」シリーズといえばRPGの元祖的存在である。そのシリーズ7作目となる本作品は、初めてプレイステーションで作成されたもので、3D空間を用い、ストーリーも一新された。しかしながら、シリーズをとおしてもつ「ぬくもり」を損なうことなくゲームを構築。前作までに培ったよい部分はそのままに再現しながらも、システム的にパワーアップさせた作品である。
;新システムとして、冒険の世界を自らの手で広げていくマップコレクションシステムを導入。石版のかけらを見つけることで冒険の世界が広がり、ストーリーもそれにつれ進行するようになっている。さらに友達とメモリーカードで町の人を交換できる「移民システム」も新しく導入された。とはいえ、シリーズでおなじみのメダル王やカジノといった、人気のサブイベントはそのまま。
;堀井雄二氏のシナリオ、すぎやまこういちの音楽、鳥山明のキャラクターが見事に融合され、あたたかさと懐かしさを感じさせるRPGである。(Amazon.co.jp商品紹介
樋口浩二)
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ゲームボーイドラゴンクエストI・II
発売日:1999/09/23
日本中にRPGブームを巻き起こしたドラゴンクエストシリーズ。その原点であるシリーズの1作目とその続きであるシリーズ2作目がゲームボーイ用にリメイクされ、セットになった。スーパーファミコン版に続き、2回目のリメイクだけあって、随所に遊びやすい工夫が盛り込まれている。
たとえば、ゲームボーイで遊びやすいようにファミコン版にあった「復活の呪文」をなくし、いつでもどこでもセーブができるようになっていたり、ストレスを感じさせないよう戦闘のバランスが見直されている点だ。なお、この『ドラゴンクエストI・II』は『ドラゴンクエストIII』とあわせて「ロト」という言葉がキーワードになっている、いわば「ロトの伝説」の1作目と2作目になっている。(Amazon.co.jp商品紹介
杉村 啓)
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