ずいずいずっころばし ゴマ味噌ずい 茶壺に追われてトッピンシャン 抜けたらドンドコショ 俵のネズミが米くってチュウ チュウチュウチュウ おっとさんが呼んでも おっかさんが呼んでも 行きっこなあ〜し〜よ 井戸のまわりでお茶碗欠いたのだあれ
■注1 古い文献に「虫を捕ったり、ずっころばしを集めたり・・」とあるので、子どもが興味を示す何か?があるのだと思います。方言でしょうか??どなたかご存じの方いらっしゃいませんか?!
■注2 「ずい」は、「どんどん〜する」という意味と、夏野菜の「ずいき」(サトイモの葉柄)と、ごますり接待の掛詞です。
■注3 江戸時代に、ある殿様につかえていた小僧があやまって庭で大切なお茶碗を落として割ってしまったのだそうです。その小僧はその罪を償うために、近くにあった井戸に身を投げたという話が広まっていて、きっと子どもたちには「怖いぞ〜」という脅しになったのでしょう。
■柳田国男氏は『トッピンシャンという文句は東北地方の昔話で語りおわった時に「おしまい」という意味の決まり文句として使われる、「とっぴんぱらりのぷう」などとの共通性がありそうだ』と述べています。