台高山系      馬ノ鞍峰 (1177.8m)
                    2006/11/14   山友会11名

三の公林道終点8:40―行宮跡9:45―かくし平9:55―馬ノ鞍峰11:08/11:40―明神滝1:20/1:45―三の公林道終点2:15

           

台高山脈の池木屋岳と大台ケ原の中間にある馬ノ鞍峰は、初めての山行でした。車2台杉の湯で集合して入の波から三の公川に沿って明神出合まで車で入ります。川沿いの道は対岸の木々が紅葉の盛りで美しい景色を見せてくれます。

歩き始めの階段 木の梯子

林道終点のコンクリートの階段から歩き始めます。明神谷を進みます。木の梯子が何箇所かありますが、湿っていて滑りやすく慎重に歩きます。はるか下の方に滝が数箇所で見られて夏には沢登りをするのに、好適な場所のように思われます。行宮跡やかくし平 なんだか神秘的な所です。紅葉と岩に張り付く苔、ほう葉を始めとする落ち葉のじゅうたん、ブナやヒメシャラの木肌、素晴らしい景色です。落ち葉の急な傾斜をどんどん登っていくと稜線に出ます。景色が一変して紅葉の自然林です。しかし霰と雪が降り出し風が強く真冬の世界です。、吹き溜まりに白い雪が見られます。

ヒメシャラと紅葉 落ち葉を踏み分けて

その頃から一人のメンバーが足の痛みを訴えて、遅れだします。山頂で風の当たらない平らな所を探しますが見つからず、滑りそうな格好で昼食を食べます。皆あるだけの服を着ますが寒くて、丸まって凍えながらの食事となりました。下りは皆寒いのですごい勢いで下っていきます。

吹き溜まりの雪と霰 馬ノ鞍峰

足の痛みの人に2人が残り、残りは明神の滝でゆっくり時間をつぶして下りました。下で待つ事2時間あまり4時半ごろ、日暮れに何とか間に合って下りてこられました。どうやら痛風の初めての発作だろうと言う事です。お大事に

  
明神の滝 二の滝

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