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有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレーフラットディスプレーの急成長が続いている。有機ELディスプレーの将来性などについて。 ▲TOP *住友化学、英社と高効率の有機EL材料開発へ(2004/02/03)http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20040203AT1D0302003022004.html住友化学工業は3日、英ベンチャーのケンブリッジ・ディスプレー・テクノロジー(CDT)と高効率な有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)材料を共同開発すると発表した。現行の蛍光材料に比べ発光効率が約四倍高いりん光材料が対象で、2―3年後の商用化を目指す。 ▲TOP *ヒロセ電機、有機EL事業に参入(2004/01/31)http://it.nikkei.co.jp/it/news/index.cfm?i=2004013008639j0ヒロセ電機は30日、タイホー工業の有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)事業を約25億円で買収すると発表した。ヒロセ電機はコネクター専業メーカーだが、次世代ディスプレーの有力候補である有機EL市場に参入し、業容を拡大する。 ▲TOP *2004年薄型パネル世界市場、26%増――米調査会社予測(2004/01/03)http://it.nikkei.co.jp/it/news/index.cfm?i=2003123104408j0米調査会社のディスプレイサーチは、2004年の世界の薄型パネル市場が2003年見通しに比べて26%増の511億4000万ドルになるとの予測を明らかにした。2003年が前年実績比39%増となるのに比べると伸び率は鈍化するが、デスクトップモニター向けや液晶テレビ向けなどがけん引し、引き続き市場は拡大する。 ▲TOP *東北パイオニア、リン光材料のパッシブ型有機ELパネルを供給開始(2003/12/25)http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/elec/282729東北パイオニアは、リン光材料を採用したパッシブ型カラー有機ELパネルの出荷を開始した。富士通の携帯電話機の背面ディスプレイとして搭載される。同社は7月から富士通の携帯電話機の背面ディスプレイ向けにパッシブ型有機ELパネルを供給しているが、今回の新パネルはリン光材料を使い赤色の色再現性を向上させた。色数も従来の256色から4096色へと高めている。 ▲TOP ソニー、「有機ELテレビ」実現に向けた3つの技術(2003/12/06)http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/elec/280133「テレビ向け有機ELパネルの技術は、携帯機器向けの延長ではない」。「IDW'03」の「Technological challenge toward AM-OLED TV」と題する講演において、ソニーはこうコメントした。今回の講演では、小型パネルとは異なる技術アプローチによって、「有機ELテレビ」実現を目指すことを改めて宣言した格好。 ▲TOP 人だかりを生むカシオの有機EL、駆動方式を明らかに(2003/12/06)http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/elec/280135「今回の学会の大きな目玉だ」(あるディスプレイ技術者)。2003年12月3日〜5日に福岡県で開催されているディスプレイ関連の国際学会「IDW'03」で、カシオ計算機が発表したアモルファスSi TFT駆動の有機ELパネルに大きな注目が集まった。講演において、新たに開発した駆動方法に関する発表を行った。アモルファスSi TFT駆動の課題を克服できるものという。 ▲TOP ケミプロ化成、有機ELの低分子型発光素子材料を量産へ (2003/12/04)http://www.jij.co.jp/news/electric/art-20031203222903-HGEPVUXMEX.nwc紫外線吸収剤メーカーのケミプロ化成は、山形大学工学部の城戸淳二教授と共同で次世代ディスプレー素材である有機EL(エレクトロルミネッセンス)の低分子型発光素子材料を開発、内外のディスプレーメーカー6社と有機ELディスプレーの共同開発と材料供給で提携する契約を結んだ。今月中旬にも相生工場(兵庫県相生市)敷地内に月10キログラムの合成・精製能力をもつ同素子材料の新工場建設に着工し、来年4月から量産に踏み切る。 ▲TOP カシオ計算機、有機EL基板を3割安く(2003/11/26)http://it.nikkei.co.jp/it/news/index.cfm?i=2003112508801j0カシオ計算機は低コストのアモルファスシリコン基板を使って次世代の薄型ディスプレーである有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)を量産する技術を開発した。これまでの有機ELは基板に高性能の低温ポリシリコンが必要だったが、歩留まりが低く大画面化が難しかった。アモルファスシリコンを使うことで、カギとなる基板価格を「少なくとも3割下げることが可能」とみており、2006―07年にテレビ向けの大型パネルとして事業化を目指す。 ▲TOP 産総研、新しい有機ELフィルム開発(2003/11/01)http://www.jij.co.jp/news/chemical/art-20031030212909-OJKKMKYQLM.nwc産業技術総合研究所光技術研究部門分子薄膜グループの八瀬清志グループ長、吉田郵司主任研究員、近松真之氏(日本学術振興会特別研究員)は、有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子に、光で電荷を発生する有機層を挿入することで、外部光で明るさが増強したり、光の波長を変えたりできる新しい光応答フィルムを開発した。日差しの強い場所で明るくなるビデオカメラなどのモニターや、目に見えない赤外線の映像を直接可視化するフィルムなどへの応用が期待できる。 ▲TOP TDK、6.5インチの有機ELパネル開発(2003/10/05)http://it.nikkei.co.jp/it/news/index.cfm?i=2003100407099j0TDKは次世代表示装置として期待される有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)で、6.5インチの中型ディスプレーを開発した。低コスト生産に適した「パッシブ」方式と呼ばれるタイプでは業界最大という。カーナビゲーションシステム向けなどに来年8月からサンプル出荷を始める。 ▲TOP 薄型ディスプレイの量産化に向け有機トランジスタの印刷製法を開発(2003/09/11)http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/ntec/266368日立製作所、産業技術総合研究所、光産業技術振興協会は共同で、液晶ディスプレイ(LCD)や有機EL(OEL)に代表される薄型ディスプレイの量産化に向けて、有機材料を用いた薄膜トランジスタの印刷製法を開発した。 ▲TOP 実用化にメーカー本腰 次世代ディスプレーと期待(2003.08.03)http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20030718k0000m020178000c.html液晶やプラズマに続く次世代ディスプレーとして期待されている有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)の実用化に、メーカーが本腰を入れ始めた。東北パイオニア製のディスプレーを搭載した携帯電話が今月発売され、コダックは今年4月に海外で発売したデジタルカメラに採用。ソニーなども1年前後をめどに量産化を決めており、実用化が進みそうだ。 ▲TOP ソニーが有機ELパネルの量産開始を発表(2003.06.25)http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/elec/252150ソニーは、同社が開発を進めているアクティブ・マトリクス型有機ELパネルの量産を2004年春から開始すると発表した。 ▲TOP 今度はずっと光らせたソニーの24インチ型有機ELパネル(2003.05.25)http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/ntec/248473ソニーは、2003年5月22日のAuthor Interviewsで、有機ELパネルとしては業界最大の画面寸法となる24.2インチ型の有機ELパネルを披露した。 http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/elec/248612張り合わせとはいえ、24.2型相当の大画面表示を有機ELで実現したことから、オーサーズ・インタビューでは披露した実機の前の人だかりが絶えなかった。 ▲TOP 「曲げてもはがれない」、タイホー工業に新型有機EL材料の特徴を聞く (2003.06.25)http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/ntec/251444タイホー工業は、フィルム状の樹脂基板上に成膜したときにはがれにくい高分子型の青色有機EL材料を開発した。 ▲TOP 曲げられる単純マトリクス型有機ELパネルと液晶パネル披露(2003.05.25)http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/ntec/248471NHK放送技術研究所は、曲げられる有機ELパネルと液晶パネルをそれぞれ平成15年度技研公開で展示した。これらは単純マトリクス型で、共にプラスチック基板を使う。 ▲TOP Kodak(2003.05.25)http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/elec/248006米Eastman Kodak Co.は、5月18日〜23日に米国ボルチモアで開催されている「Society for Information Display 2003(SID 2003)」のBUSINESS CONFRENCEの中で、同社が開発するアクティブ・マトリクス型有機ELパネルの今後の量産計画を明らかにした。まず2003年〜2004年に、携帯電話機向けで2インチ型程度のパネルを量産する。 ▲TOP TDK、4096色の有機ELディスプレーを開発(2003.05.25)http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20030520AT1D2007R20052003.htmlTDKは20日、4096色の有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)ディスプレーを開発、秋にもサンプル出荷を始めると発表した。製造コストを抑えられる「パッシブ」方式の製品で、従来は64色に限られていた。コスト面で優れる同方式製品の品ぞろえを強化し、競合メーカーに差をつけたい考え ▲TOP 日立が有機ELディスプレーで新技術(2003.05.25)http://www.jij.co.jp/news/electric/art-20030519200144-ULBPOAICKX.nwc日立製作所は19日、有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)ディスプレーの画質を飛躍的に向上できる「発光期間制御回路技術」を開発したと発表した。 ▲TOP KDDIのカラー有機ELパネル搭載ケータイ(2003.05.19)http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/elec/246951アクティブ・マトリクス型のカラー有機ELパネルを搭載した携帯電話機について、KDDIは「今でも世界で最初に市場に投入したいという気持ちに変わりはない」と語った。ただし「カラー有機ELパネルの歩留まりが低い」ため、1機種当たり何十万台も量産する携帯電話機に搭載するのは、まだ時期尚早という考え。 ▲TOP 電子ディスプレイ展(2003.04.12)http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/prom/241192有機ELディスプレイは、素子自体が発光するため、バックライトを必要とする液晶ディスプレイと比べて、薄型にできる、色が鮮明、視野角が広いなどの特徴がある。価格や表示の安定性などの制約があり、本格的な普及はこれからという段階。ただし、大手メーカーが、携帯電話機やPDAなどモバイル機器への採用を進めている 日立ディスプレイズは、安定した色表示が可能な3.5インチ型の有機ELディスプレイを参考出展。有機ELの劣化による色表示のズレを、独自の信号処理技術を使って自動的に補正し、常に自然な色を表示できるように工夫 エプソンは、表から見ても裏から見ても透明な有機ELディスプレイを参考出展 コダックは有機ELディスプレイ搭載デジタルカメラを出展 東芝松下ディスプレイテクノロジーは、“インプット・ディスプレイ”を展示した。インプット・ディスプレイは、TFT液晶の各素子に光学センサーの機能を持たせることで、スキャナーとして利用できるようにするもの。 ▲TOP 三洋電機新型の有機ELディスプレーを出荷 (2003.03.04)三洋電機は、米イーストマン・コダック社製のデジタルカメラ向けに、新型の2インチ有機ELディスプレーの出荷を始めた。新製品は、低消費電力で動画が滑らかに表示されるという。両社の合弁工場(岐阜県安八町)で2月から月10万枚の量産を始めた。三洋は、年内に自社携帯にも使う考えで、年末までに月100万枚の生産を見込む。 ▲TOP 日立造船、有機ELディスプレー製造装置事業に進出(2003.02.16)日立造船は、真空機器製造の専業メーカー、富士第一製作所(大阪府豊能郡能勢町)を100%譲り受ける契約を2月10日に締結した。3月1日に日立造船から社長を派遣することになっている。これによって、日立造船は、有機ELディスプレー製造装置事業に進出することになる。 ▲TOP 出光興産、白色発光の色変換を利用した有機EL技術を開発(2003.01.26)出光興産は、白色発光源を使ってRGBに色変換する有機ELパネル技術を開発、10月30日〜11月1日にパシフィコ横浜で開催されている「LCD/PDP International 2002」で出展した。真空蒸着でRGBを塗り分ける従来技術に比べ、各色の劣化曲線の違いによって色バランスが悪くなるという問題が起こらなくなる。さらに、画素が高密度化した場合の歩留まりで有利になるという。2004年をメドに実用化していく。 ▲TOP タイホー工業が白色有機ELパネルを2002年5月までにサンプル出荷へ(2003.01.26)タイホー工業は、輝度を高めた白色発光有機EL材料を開発した。1万9000cd/m2に達するという。2002年5月までにサンプル出荷を始める予定。携帯電話機やパソコンに搭載する液晶パネルのバックライトなどでの需要を見込む。 ▲TOP TDKと出光興産、有機ELディスプレイ特許をクロスライセンス(2003.01.26)TDKと出光興産は、有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)ディスプレイに関するクロスライセンス契約を締結した。今回のクロスライセンス契約の締結は、ディスプレイメーカーであるTDKと材料メーカーである出光という補完関係にある2社の技術提携を強化するもの。・クロスライセンス契約の概要は次の通り。 (1) TDKは、TDKが保有する有機EL材料に関する特許を出光にライセンスする。 (2) 出光は、出光が保有する有機ELデバイス、その他有機ELディスプレイに関する特許をTDKにライセンスする。 ▲TOP 三洋電機が有機ELディスプレーを量産化(2003.01.18)三洋電機は、約200億円を投じ、米イーストマン・コダック社と共同開発したアクティブ型のフルカラー有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレーの量産に乗り出すと発表した。 ▲TOP アテネ、有機EL製造向けメタルマスク量産(2002.12.14)半導体の製造工程で使うメタルマスクなどを手がけるアテネ(東京・中央、平野健社長)は有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)ディスプレー製造用のメタルマスクを量産する。 ▲TOP 有機ELロードマップ(2002.11.10)有機ELとLCDとの比較で有機ELは「解像度」「コントラスト」では互角、「寿命」ではLCDが有利。それ以外の項目では有機ELが全て上回る。 ▲TOP 凸版印刷(2002.11.02)パソコンやテレビの次世代画面として有望な「カラー有機EL(電界発光=エレクトロ・ルミネッセンス)ディスプレー」を英ベンチャー2社と共同開発する。05年までに液晶より安い有機ELを開発しメーカー向けに出荷する。 ▲TOP 急成長の薄型ディスプレー本命はプラズマか、液晶か、新技術か(2002.10.05)これまで30インチを境に上はPDP、下は液晶と棲み分けができていが、
液晶テレビで圧倒的なシェアを持つシャープが37インチ液晶テレビを発表 ▲TOP 東芝松下ディスプレーテクノロジーが初の大型高精細有機ELディスプレーの開発に成功フルカラー17型ワイド有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレーの開発に世界で初めて成功したそうです。 ▲TOP http://www.1ban.co.jp/tachibana/geppo_bn/200003/geppo200003_el.html寿命の問題も克服されてきている。元々動画にむいているため他の方式より低コストであればメリットがあるようだ。 ▲TOP http://www.jpo.go.jp/ryutu/map/kagaku14/0/0-0.htm有機ELの特徴として 視野角が広い 視認性に優れている 薄型軽量化が可能 低消費電力 応答速度が速い 振動に強い 使用温度範囲が広い 等の特徴がある。 ▲TOP http://www.jpo.go.jp/ryutu/map/kagaku14/1/1-1-1.htm#1-1ここのサイトを順に見れば有機ELについての技術がわかりそう。本当に詳しい説明がある。 ▲TOP http://ad1.yomiuri.co.jp/bitbybit/bbb01/152901.htm次世代携帯電話用ディスプレイや電子ペーパーに。 ▲TOP http://www.chemicaldaily.co.jp/news/200010/06/03202_0000.htmlプラスチック基板を用いた有機ELディスプレーも開発されている。さらに軽量。 ▲TOP http://www.famidigi.com/fct/htm/011018.htmあまり大型化すると発光のばらつきによる輝度むらがでる問題がある ▲TOP http://www.oitda.or.jp/symp_el2k-j.htmlノーベル賞を受賞された白川英樹先生による「導電性高分子の技術」が基礎技術となっている。 ▲TOP▲TOP もっと本で調べる
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▲TOP 【液晶・PDP・ELメーカー計画総覧(2001年度版) 】
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