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ベンゾピレン

中国かまどの改良で肺癌発症率が4割減

台所のかまどの燃料は石炭で、燃やすと空気中に発癌物質の一つ、ベンゾピレンが放出される。そうした部屋の中で暮らすことが、肺癌の発症率を増やしているとみられていたが調査の結果、煙突あるかまどを使用している家庭は4割程度肺ガンの発症率が低い。
ベンゾピレンについて調べてみました。

http://www.tokyo-eiken.go.jp/topics/endocrin/page08.pdf

ベンゾピレンのデータ。発ガン物質とされている。コールタール中に存在する。

http://subsite.icu.ac.jp/people/yoshino/Y03M10.html

環境順応性にも影響があるという報告。ベンゾピレン、ビスフェノールAが該当。

http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s0009/txt/s0906-2_13.txt

内分泌かく乱化学物質の健康影響に関する検討会議事録
化石燃料の不完全燃焼によって生ずるベンゾピレンの中間代謝物のエストロゲン活性はこのビスフェノールAよりも高い。

http://www1.accsnet.ne.jp/~kentaro/yuuki/PAH/PAH.html

ベンゾピレンがガンのもとになる説明。
体内に入ったベンゾピレンが酸化されたときにDNAを傷つけてしまう。その結果ガン細胞に変わる。

http://www.naotta.com/contents/issues/WEB@Naotta/0106/index10-13.html

たばこの煙にもベンゾピレンが含まれる。たばこの煙にはニコチンやベンゾピレン、ニトロソジエチアルミンなどの物質が含まれており、このうちベンゾピレンは発ガン作用がある。

http://member.nifty.ne.jp/jnep/jp22.htm

ディーゼルの排気ガスに含まれるDEP(ディーゼル排気微粒子)にもベンゾピレンが含まれる。
肺ガン死亡者の肺にはベンゾピレンや炭粉が、ガン以外の病気による死亡者より異常に多く含まれていることが明らかになっている。

http://plaza13.mbn.or.jp/~jinsho/earth-ja/mimic.html

環境ホルモンの疑いのある物質としても取り上げられています。

http://www.dgrc.kit.ac.jp/jp/report/report131/99320728_Mizutani.htm

ここにもベンゾピレンがガンのもとになる説明が少し。ベンゾピレン、アフラトキシンなどはDNAに大きな付加物が結合するため塩基間の対合が出来なくなり、この障害を乗り越える際に誤った塩基が取りこまれ変異ができるのだそうです。

http://homepage2.nifty.com/karadaniyasasii/voc/horumuarudehido.htm

ダイオキシンの酵素誘導によりベンゾピレンを酸化させる酵素をたくさん作り出し発ガン物質(ベンゾピレンの酸化物)がつくられるとする説明。

http://www.ourplanet.or.jp/imgversn/122/mishra.html

発展途上国などで使われている家庭用バイオマス燃料の問題について詳しく書かれている。バイオマス燃料を使った時に出る煙には浮遊粒子、一酸化炭素、窒素酸化物、ホルムアルデヒド、ベンゾピレンなどの多環芳香族炭化水素を含んでいる。
煙による原因で発症するとわかっている病気に結核、肺感染症、慢性気管支炎、閉塞性肺疾患、喘息を悪化、貧血、妊娠異常、白内障、失明、肺ガンなどがある。

http://www.jan.sakura.ne.jp/~nsekkei/words.html

1,2-ベンゾピレンと4,5-ベンゾピレンがある。1,2-ベンゾピレンは強い発ガン性がある。

http://www.kobe-u.ac.jp/medicalc/med31.html

煙草の煙の中には多種類の有害物質が含まれており、DNAを傷つけて癌を発生されるイニシエーターとして作用するN-ニトロサミン、ヒドラジン、ベンゾピレン、ベンツアントラセンや、発生した癌の発育を促進するプロモーターとして作用するポリフェノール、さらに発癌促進作用を示すホルムアルデヒド、一酸化炭素などが知られている。

http://www.eco-online.org/horlist.htm

環境ホルモンリストにベンゾピレンが上げられている。

http://www.toonippo.co.jp/news_hyakka/hyakka2000/20000906.html

発がん性の強いベンゾピレンを含む水中で飼育すると普通の水に比べて突然変異の割合が三倍以上高いことが実験で確かめられた。

http://www.biyoushi-net.co.jp/top/news/2001.8.2.htm

線香の煙にもベンゾピレンが含まれている?

http://www.thermalceramics.co.jp/maker/text/f_maker.html

EUでは危険分類でベンゾピレンはカテゴリー2(Substances which cause should be regarded as if they are carcinogenic to man)発ガン性物質に分類することが決定された。ちなみにアスベストはカテゴリー1。

http://wwwyaku.meijo-u.ac.jp/chem_pharm/mhiramt/EText/Pharmacol/Yakuri-1-2.html

化学発癌物質は一次発癌剤(そのものが発癌性を示す)と二次発癌剤(代謝産物が発癌性を示す)に大別されるがベンゾピレンは二次発癌剤。

★★

ベンゾピレンは生活の周りにいっぱいある。ベンゾピレンについて調べていると煙についてはすべて疑わしい。

もっと本で調べる。

【発ガン物質のはなし 】
  • 著者:酒井弥
  • 出版社:技報堂出版
【環境ホルモンから子どもたちを守るために これだけは知っておきたい内分泌障害性化学物質の怖さ 】
  • 出版社:素朴社
【環境ホルモンとは何か(2) 日本列島の汚染をつかむ 】
  • 著者:綿貫礼子
  • 出版社:藤原書店
【創られた恐怖 発ガン性の検証 】
  • 著者:エリザベス・M.フェラン/菅原努
  • 出版社:昭和堂メディア事業部/昭和堂
【環境空気の崩壊 知らずに吸い込んでいる「環境発ガン物質」 】
  • 著者:村野雅義
  • 出版社:情報センター出版局
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