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人体通信

http://b2o.nikkei.co.jp/contents/news10/morning/20021006e000y66506.cfm

ＮＴＴとドコモが握手したり肩をたたくなど相手の体に触れるだけで自分の携帯情報端末と相手の端末の間でデータをやり取りする「人体通信」の装置を開発。人体に電気信号が流れることを利用したもので、駅の自動改札を指で触って通過するなど様々な応用が可能。両社は新しい情報技術として実用化に乗り出す。
人間の体を通信線に見立て、携帯端末に付けた専用の送受信機を使って微弱な電気信号を流しおこなうもの。衣服やカバンもある程度電気が流れるので端末をポケットやカバン、バッグの中に入れた状態でも通信できる。
通信速度はブロードバンド並みの毎秒10MBitの伝送ができることを確認した。
電気が流れるものであれば通信線として利用できそうで応用範囲はかなりのもの。

http://www.jij.co.jp/topics/20020607.html

松下電工は、年内にも人間の体を“ケーブル”代わりにしてデータを送受信できる「タッチ通信システム」(ＴＣＳ)の試験的な供給に乗り出す。当面は入退室管理システムなどへの応用が考えられているが、握手するだけでデータの交換ができる“人体間通信”も可能だけに、多様な用途が期待されている。複数の企業が同様のシステム開発を進めているが、実用化は初めてで、来年度中には本格販売に踏み切る。

http://www.natureinterface.com/j/ni09/P20_22/

他の近距離無線技術としては、電波を利用するBluetoothや赤外線を利用するIrDAなどがある。Bluetoothは小型情報機器向けに開発された規格であり、消費電力が小さく通信距離も長いという利点を有している。しかし、通信プロトコル処理のオーバーヘッドが比較的大きく、デバイスが複雑になる、という問題点がある。一方、IrDAは伝送速度が速く、指向性が高いため干渉が起きにくく秘匿性に優れているという利点はあるものの、消費電力が大きく、光軸のずれや障害物の存在により通信不能になってしまう。

http://www.mew.co.jp/press/0103/0103-7.htm

松下電工の試作通信モジュールの仕様

1. メモリ容量：1kbit
2. 通信速度：1200bps
3. 搬送波周波数：455kHz
4. 変調方式：ASK
5. 消費電流：通信時2mA、待機時4μA
6. 電池寿命：3年（CR2032使用時）
7. 基板サイズ：タテ16×ヨコ16mm 厚さ3.8mm

http://www.asyura.com/sora/bd12/msg/867.html

セキュリティー関係などサイズが小さく、消費電力が少ないので応用範囲は広い。

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