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メタンハイドレート
化石燃料に変わる新しいエネルギー源として注目されている、メタンハイドレート(理論化学式:CH4・5.75 H2O)はメタンガスがある条件下(低温・高圧)で水と化合してできる白いゼリー状または雪のようなもの。
永久凍土の下部や深度500m程度以深の深海地層中に存在することが明らかになってきた。
メタンハイドレートは加圧と冷却によって生成され、ある温度と圧力の範囲において安定に存在する。実験室レベルでは0℃で30気圧程度まで加圧するとメタンハイドレートができる。 ▲TOP *初の本格的な海上基礎試錘 三重 (2004/01/24)http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040124k0000m040121000c.html未来の燃料として期待されるメタンハイドレートを調べる初の本格的な海上基礎試錘(しすい)が、三重県尾鷲市沖合約40キロの熊野灘で始まった。約4カ月をかけ、遠州灘から熊野灘にかけた海域の約30カ所で海底をボーリングし、メタンハイドレートを採取したり、産出の方法などを探る。 ▲TOP ナノカーボン素材へのメタン吸蔵に成功(2003.03.15)千葉大学の金子克美教授と、科学技術振興事業団(JST)基礎的研究発展推進事業の飯島澄男代表研究者(NEC特別主席研究員)、村田克之研究員らは、炭素でできたナノ(1ナノは10億分の1)サイズの円錐(えんすい)「カーボンナノホーン」の側面にナノサイズの窓を開けて、メタンを内部に高密度に吸蔵することに成功した。細孔から取り込まれたメタンがナノホーン内部でクラスター(塊)を形成し、液体での貯蔵に近い高密度貯蔵が可能になった。自動車用メタンタンクなどへの応用が期待できる。 ▲TOP 現在メタンハイドレートが見つかっている海域日本近海でメタンハイドレートが見つかっている海域の図 ▲TOP 詳しい説明1エネルギー総合工学研究所のメタンハイドレートの説明 ▲TOP 詳しい説明2メタンハイドレートの構造など詳しい説明 ▲TOP 地上で天然ガスを回収することに成功日本、米国、カナダなど5カ国による世界で初めての実験で、生産試験を始めていたもの。 ▲TOP 燃える氷の採取に成功米オレゴン州沖に大量に存在することを、米国や日本などの国際研究グループが確認、海洋掘削船によるサンプルの採取にも成功した。 ▲TOP 静岡沖にメタンハイドレート通産省・資源エネルギー庁は世界的にも集積度の高いメタンハイドレートを含んだ砂岩層を静岡県浜松市沖の海底で発見したと発表した。 ▲TOP もっと本で調べる21世紀の海洋エネルギー開発技術▲TOP
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