v
備長炭や木酢液について
備長炭
木炭には多孔質(無数の細かい穴を内包)、富養成(樹木が地中から吸い上げた
ミネラルを灰分として包有)、マイナスイオン(負の電気を持つ粒子)や遠赤外線の放出などの特性が備わっているので、清潔でミネラル豊富なおいしい水作り、ふっくらおいしいご飯の炊き上げ、カラッとした天ぷら揚げ、冷蔵庫、下駄箱、お部屋などの臭い取りなどに利用される。
お風呂に入れると体が芯から暖まりお肌もすべすべになる、お部屋に置いておくだけで森林浴をしたような爽やかなやすらぎを与えてくれるなどの効果もあると言われている。
木酢液
炭を焼く時に出る煙を冷却するとできるのが木酢液。木酢液にはアレルギー性疾患の症状を緩和するはたらきがあるといわれているほか、日焼けによる湿疹や汗をかきやすい乳幼児やスポーツのあとにできる汗疹(アセモ)など、さまざまな肌のトラブルに効果があるといわれ、木酢液をスキンケアに使う人が増えている。
木酢液には酢酸・アルコールなど、約200種類以上の天然成分が含まれている。備長炭窯から回収した木酢液は酸性成分が7%(黒炭は3%)ある。主成分である酢酸は皮膚表面の角質をやわらげたり、ひきしめたりするはたらきがあり、アルコール分は殺菌・消毒のはたらきをする。また、炭素粒子が多く含まれているので、皮膚そのものを若返らせるはたらきがあるといわれている。老人性の乾燥性皮膚炎、慢性疾患、麻暮(かいせん)などの皮膚疾患のほか、なかなか完治しない水虫やアトピー性皮膚炎に木酢液を試す方もいる。
木酢液の使い方
・お風呂に原液を20〜30cc入れて入浴する。
・水虫には綿棒等で直接塗る。
・生ゴミ等の臭い消uこ50倍程度にうすめ散布する。
・植物に500〜1000倍にうすめた液を作物や庭木などに全面散布する。
本で調べる
|