ヘルニアとは?

  背骨は4センチくらいのさいころのような骨がたくさん積み重なってできています。その骨と骨の間でクッション役をしている軟骨を椎間板といいます。この椎間板が変形して押しつぶされ、骨と骨の間からはみ出たようになった状態をヘルニアといいます。MRIでは椎間板がはっきりと写るため、骨と骨の間からはみ出た状態をはっきりと見て取ることが可能です。MRIが一般化されたことで「ヘルニア」との診断が非常に多くなされるようになりました。「ヘルニアになって骨と骨の間からはみ出た椎間板が神経に当たり痛みの原因になっている」と一般的に理解されています。
  しかし、MRIなどの検査でヘルニアが写った人であっても実際の痛みの原因が、仙腸関節のズレによる場合は少なからずあります。仙腸関節のズレはレントゲンやMRIにも写らないため見逃されている可能性があるのです。こうした場合、手術でなくAKAが有効となりえるのです。

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