100:スノボー

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『スキー王国NaGaNo』に行ってきました.

スキーは以前やったことがありますが、スノボーは初めて.
たった1枚の板で雪の上を滑ります.
山の上から下まで一気に駆け下りる爽快感.
板の上に乗っているとはいえ、気分は雪の上を飛んでいます.

ただ滑るだけではなく、上手くなるとジャンプしたり回転したり。
ジャンプ台から飛んだりもできるようになります.

スキーの方が速いですが、スノボーの方が奥が深い。
コブのある凸凹の道も進めるし.
少し気を抜いたら、ひっくり返るし.

スノボーは山を下降するスポーツ.
上から下へ進むわけですから、必ずその前に『登る』という作業が必要。
「上にあがる作業」を担うものはリフトです.

スキー場には必ずリフトがあり、リフト券が売ってます.
リフト券を売ることで、スキー場経営者は利益を得るわけです.

リフトのおかげで、登らずに滑り続けれます.
面倒くさい部分を省略してるわけです.

ボーリングで、ボールを投げると勝手に手元に戻ってくるのに似てる.
野球に例えるなら、守備をやらずに攻撃ばっかりやってるようなもの.
こんな便利なものを誰が考えたんやろ?と思う.

リフトに乗って上まで上がり、板に乗って下まで下りる.
また、リフトに乗って上まで上がり、板に乗って下まで下りる…
これの繰り返し.
上下運動の繰り返しがウインタースポーツ.
上から見てると、まるで意味のない運動のように思える.

それでも、人はスリルを求めて雪を下る.

雪を上手く滑れるようになると、まるで雪を手なずけた気分になる.
うっとおしい雪。怖い雪。
それを手なずけることが出来たとき、人は自然に勝った気になれる。
雪をおもちゃの様に扱い、雪を楽しむ。
それがスノボーの真髄であると思う.

スノボーで雪山を下る事は,自然への挑戦やと思う.
2/26 0:50(木)