53:演劇

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私は、大学に入って演劇サークルに所属しております.

1年半演劇やってますが、
「演劇って何が面白いの?」
と聞かれると、はっきり答えられませんでした.
そもそも、どう面白いのか、何が面白くないのか
その辺もさっぱり分かりません.

一応去年から、最終目標は持ってます.
それは、一般の人が面白いと思えるものを作ること。

アンケートとかもやってるけど、芝居関係者は
必ず書いてもらえるが、一般の人はあまり書かない。
本当に面白いと思ってもらえてるかどうかは不明。

役者を何回かやってることもあり、
他の劇団の芝居を見に行く時、まず見るのが、役者の技術力。
うまい役者がいると、「おぉうまい」とか思う。

でもその点は、一般人にとっては評価されない部分。
動きとか内面とかはできてて当たり前と思われるのではないか。

一般の人が芝居を見て感想を書くとすれば、
やはり話の内容を書くはず。

究極は、脚本に全てがかかってるのではないかと思う。

そこで、結論として、
脚本もろくに書かずに演劇をやってる気でいたのが、
そもそも間違っていたのではないか。

で、3日前にジャングルの企画に行きました。
一人芝居を見ました。

正直、一人芝居やから、それほど面白くないんじゃないか?
そう思ってました。
でも見てかなり衝撃を受けました。

全部見れたわけではなくて、10作品中5作品を観劇。
その中の一つ。『4畳半に電車が走る』に感動した.
男がコンビニの女に恋をする話だが、
話のスジに機関車トーマスが出てくる。
機関車に顔がありますのトーマス

脚本も役者も天才やと思った。吸い込まれた。
始まってから、キョロキョロしてた隣の席の人も
最後には彼も吸い込まれていた。

これを見て、こういうのが作りたいと思った。
未だに、芝居については分からないことが多いが、
一つ目標ができた気がした.
11/25 20:09(火)