先日、TSUTAYAで旧作100円レンタルをやっていました.
確か29、30日。
なぜかテレビのCMで宣伝してたし.
それで、近所のTSUTAYAに直行しました.
それで、『TRICK劇場版』『レオン』とか
『サトラレ』を借りました.
ところで、
マトリックスレボリューションとか最近話題になってるけど、
私は、未だに『リローデッド』を見てません.
だからこの機会に見ようと思ったけど、
これはまだ新作らしく、借りれませんでした。。
ほんで家に帰って、『サトラレ』を観賞.
半径10m以内の人に自分の心の声が聞こえてしまうという症状
を持つ人の話.
面白そうやん.と思って借りたのはいいが、
見ると全く期待はずれでした.
「サトラレ保護法」が制定されている日本、
周りの人々は彼に自分がサトラレであることを知らせてはならず、
サトラレ自身自分がサトラレであることを知らない。
そして、サトラレはIQ180の天才.
作品としても、始めの10分ほどは、まさに説明の連続。
「そんな事、説明しなくても分かるよ」
と思う.
それはいいとしても、この作品は、
"可愛そうな"サトラレに対してどのように守り、そして活用していくか
という話の流れに対して、
意思を尊重すべきだというテーマに沿っている
なんか見てて腹が立った.
彼らは、サトラレの人権を全く無視している.
差別的考えが根付いた上に成り立つ作品。
ここまで言うと言い過ぎかもしれないし、
どこがどう差別か説明しにくいが、
その視点で見ると、誰でもそう思うはず.
内容がどっちかというと軽い話で成り立っているから
余計そのように感じる.
心の声が聞こえるなら、もっと人間の醜い部分を描けば
もっとおもしろいんちゃうかと思うし.
ある程度有名な作品なんやから、
もっと良くできた物であって欲しかった。。12/6 3:16(土)