87:面白さと見所

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「おっ、なかなか面白そうやん」

この前IndiesMovieFestivalというビデオを借りて見ました.
これは、『視聴者が審査して投票する』というコンテストの応募作品集.
これを見たあとHPで投票することができます.

プロではなく素人の作品で面白さは保証されません.
しかし、去年友達の映像作品の作成に関わったこともあり、
200円で他のビデオより安いということで借りました.

家に帰ってビデオを挿入…


「は?…なんじゃこりゃ」
私は何を期待していたのでしょうか。
期待外れも甚だしく、全く面白くありません。。

とりあえず、ストーリー(話の展開)がいい物はまだいいですが、
話の筋がメチャクチャな作品は見てられませんでした.

「映画を知らんからじゃない?」

面白くない…これは『私が面白さが分からないから』かもしれません.
とりあえず、素人の映画作品なんて初めて見ました.
「映画の見所を知らないから面白く感じないのかもしれない」
何となくそう思いました…


先日、箕面メイプルホールにおいて公演を打ちました.
・暗転なし転換なしのドタバタ会話劇
・国旗を机に描いたカラフルで斬新な舞台
・プロジェクターによる映像の使用
・ピンスポットの使用

今回は色々新しい要素を取り込みまして、今までにない面白さが提供できたと思います.
私は今回は役者はせず、上でピンスポットの操作をしていましたが、
「これは面白いんちゃうん?」
心の底から思いました.

しかし本当に面白いのか…?

私は大学に入るまで芝居を知りませんでした.
『普通の人が面白いと思える物を作りたい』
とりあえず私の今の目標です.

芝居を知らない人が見て面白いと思うのかどうか?

私が1回生の頃、新入生歓迎公演で初めてうちの劇団の芝居を見て
「面白かった?」と聞かれて答えたのが
「いや、あんまり…」でした。

映画館で見る映画や、お笑いの漫才、テレビドラマは
誰もが見て面白いと思うものがあります.

見所を知ってる人の面白さと万人の面白さは
違う物なのか.同じ物なのか

本当の面白さは、その延長線上にあるのかどうか…
難しい所です。
1/21 23:24(水)