■晩秋の月見
□雨の夕刻、何かを期待して車を小一時間程走らせる。大宇陀から奈良市へと至る峠を越えると急に雨が上がり青空が広がる。茅葺き民家の前にさしかかると、民家の裏山から月が昇ってきているではないか、何かを期待して車を走らせた甲斐があった。民家をよく見ると蔵には干し柿も吊されていて郷愁を誘う。
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