今回はアナログ・コーラスの定番機、EH社のSMALLCLONEです。
SCといえば、すでに枕詞にもなっていますがNIRVANAのカートが使用していたということで、すっかりメジャーになってしまっていますね。
個人的にはコーラスはアナログ機が好みなのと、独特のコーラスサウンドがお気に入りで、コレしか使っていません。 さて、そのサウンドですが、幅はかなり広いです。定番の綺麗な揺れから使い道が思い浮かばないような激しい揺れまででます。 コントロールは揺れ幅をコントロールする「RATE」とコーラスの効き具合を換えられる「DEPTH」スイッチの2つのみという潔いマシンです。
「DEPTH」スイッチを上に上げると深めのコーラスがかかり、下げると軽めのコーラスがかかります。 ワタクシはスイッチを上側、RATEを3目盛で使っていますが、非常に綺麗でお気に入りです。 サウンドはNIRVANAの「COME AS YOU ARE」のイントロで聴けるものに非常に近く、この音が好きなら買いでしょう。 デジタルコーラスのような線の細さは皆無で、繋ぐだけで音が太くなるように感じます。 実際、スイッチをいれると気持ちゲインが上がるような気もします。
RATEのきき幅がかなり大きいので、好みのセッティングは必ず見つかると思います。 コレにしか出せない、色気のあるウォーター・コーラス・サウンド、ライブで出したらクセになりますよ。
今は紙箱に変更になったようですが、ごつい木の箱に入っているというのも好きでしたね。 ちなみに私の所有するのはメーカー名の下にMADE IN USAが入っていないのでアウトレット品かと思われますが、使用して4年経った今も壊れず綺麗な音を出してくれています。
壊れても、同じ物を買い直すつもりです。それくらいお気に入りなので☆5つです! http://www.geocities.jp/jam912g/ |
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