HP、LPの2モード付で、Driveつまみの位置によって連続的にOD〜DISTへと歪みが変化していく感覚です。 ダイナミックレンジが適度に広く、ギター側のボリュームとピッキングで如何様にも出来そう。 DriveをMAXにしても歪みの”破綻”が感じられない。ODでブーストしてもこの傾向が感じられないのはすごいと思います。でもホントこのHiFi感は好き嫌いが分かれるところ。
@HPモードでの歪み傾向としては”ダイオードリフト(ダンブルモード等)”的なDISTと思います。 一般にこれらはダイナミックレンジは広いが、サスティン・コンプレッション感が少ないため扱いづらい一面もあると思う。しかしOCDでは粘りのあるサスティン・コンプレッション感が得られますので非常に気持ちよい。 また増幅率が高いのか、Levelは9時ぐらいでユニティレベル。DriveをMINでも完全クリーンにはならない感じ。
ALPモードではLoがブーストされた肌理の細かいOD風で、HPモードよりコンプレッション感があるように感じます。宣伝ではFender系と謳っているようですが、個人的にはもっとバリッとしたHiが出ればそのように感じますが・・・Driveつまみを絞ってややクラ〜クランチあたりで使えば非常に有効。 またブースター利用は最小歪みの小さいこちらのモードがお奨めか。Levelは少し下がって11時頃でユニティ。
ケース内部には手書きで作成者(?)のサインとシリアルが書き込まれている。ハンドメイドと謳ってるがシリアル13,000番台って驚き!もう流れ工場製品でしょう。OPアンプ(TL062CP)の番号消しも基板隠しのシリコンもしていない。ケースは鉄板を曲げて加工したもののようで、象が踏んでも壊れなさそうw うーん・・さすがマイク・フラーいい仕事してますw |
|