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もちいている心理療法

統合的心理療法とは

   あるひとつの理論や技法のみにこだわらず、
   カウンセリングに来られた方に合わせ、
   ケースに応じて必要な心理療法を組み合わせて使う心理療法です。

   奈良ウィミンズ・カウンセリングルームでは、カウンセリングに来られる方の
   お役に立てるように常に新しい有効な心理療法を取り入れることを心がけています。


来談者中心療法
  カウンセリングの最も基本となる面接技法です。クライアント(相談に来た方)とカウンセラーの
 リレーション(関係)を築くことが重視されます。面接技法の体系化を果たしたカール・ロジャーズは
 技術を越えるもの、すなわちカウンセラーのパーソナリティを強調しました。

サイコドラマ(心理劇)
 
 教育・精神保健から心理治療までさまざまな場面で広くもちいられています。
ドラマ形式をもちいた集団療法で、演じる人の心のイメージを即興劇によって表現します。
人の持つ自発性や創造性が促進され、抱えていた心的葛藤の整理、気がつかなかった自分や
他者の姿を見ることの手助けとなります。トラウマ(心的外傷)の治療にももちいられています。
 サイコドラマはもともと集団でおこなう心理療法ですが、個人療法にももちいられます。

ゲシュタルト療法
 
 人の悩みの多くは、過去を引きずっているか、未来を思い煩い過ぎているかのどちらかに
起因するものです。そこでゲシュタルト療法では、過去も未来も「いま・ここ」で体験し、真の自分に
「気づく」ことを大事にします。さまざまな体験的・実験的アプローチによって自己の内面を探求し、
本来の自分に「気づく」ことで、世界観や自己イメージの変化、感情機能の回復、対人関係や
親子関係の改善、人生観の変化などがもたらされます。また、自分ではなかなか気づけない
自分の「対人パターン」に気づくことで、対人コミュニケーション能力のスキルアップにも
役立てることができます。
 夢を扱ったり、絵をもちいたワークなどもあります。からのイス(エンプティ・チェア)をもちいるなど、
サイコドラマと似ているところが多い心理療法です。

イメージ療法・自我状態療法

 人の持つイメージには強い力があります。スポーツ選手などの行っているメンタルトレーニングなども
イメージを有効に使った例です。
 イメージ療法では軽い催眠状態に導き、安全な場所を作るなどして、さまざまなイメージを
思い浮かべます。リラクゼーションから、身体症状の緩和、パニック障害やトラウマ(心的外傷)の
治療まで幅広く使われます。

イメージ療法の一つに「インナーチャイルドワーク」があります。
さらに、自分の中の様々なパーツ(自我状態)にアクセスして様々な問題を解決に導く、
日本での最新心理療法「自我状態療法」をとりいれています。

認知(行動)療法
 
 認知療法とは、自分の「心のくせ」や思考のパターンを知り、それをより柔軟性の高いものに変化
させていくことで、気分の改善を図ったり、社会への適応性を高めたりする方法です。
 うつ病や不安障害などの精神疾患に有効だとされています。何か困難にぶつかった時に、
それを乗り越えていけるような心の力を育てる方法として注目を集めている心理療法のひとつです。

 EMDR
  (眼球運動による脱感作と再処理法)

  トラウマやPTSD(外傷後ストレス障害)に効果があると近年注目されている治療方法です。
 外傷的なできごとを考えてもらいながら、眼球運動などの両側性の刺激をもちいて、脳が本来
 持っている情報処理のプロセスを活性化させる方法です。実際に体験したことの全てを詳細に
 語ることが必ずしも必要とされないため、よりストレスの少ない方法です。
 
 ☆カウンセラーは日本EMDR学会認定の公式トレーニングを修了しています。








                   




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