上肢の考察
上肢の中で一番良く使うのが手ですね。
手首は重要なポイントとなります。
動きは、「手関節」・「肘関節」・「肩関節」と
一連の動きと成るのです。
テニス肘・ゴルフ肘
関節は、衝撃を逃がす役目があります。
手首の動きに、何らかの障害が起きれば、
動作に制限が生じ、衝撃を逃がす事が出来なくるのです。
その衝撃は、可動域の一番狭い所、
つまり「肘」の関節に集まるのです。
テニス肩・四十肩・五十肩
手首でけでなく他の所からの、影響もプラスされているのです。
肩は構造上、肩鎖関節(肩甲骨と鎖骨の合わさっている所)が
肩関節の受け皿となっています。
歪みは、中心(脊柱)から遠ければ、
遠いほど大きく出るものなので、
脊柱の歪が、肩鎖関節のズレを起こしてしまうのです。
受け皿がズレてしまえば、関節の中心から使う事が難しくなり、
筋肉や腱の使い方に偏りが出来てしまうのです。
それが、一番負担の掛かっている所に症状として感じているのです。
バネ指・腱鞘炎
手は、一番使う所です。
構造上、指を動かす筋肉や腱は、全て手首を介しています。
同じ使い方をする事で、
中心から使う事が難しくなり、関わる職業や競技により
負担の掛かり方で、バネ指や腱鞘炎に繋がるのです。
他の治療方法で、改善が見られない方、
一度ご相談ください。
平成22年12月