ねこばば
拾いものや預かりものを、そのまま自分のものにすること。
 「ばば」とは糞のこと。猫は糞をしたあと、かならず足で砂をかけて隠す習性があります。このことから、知らん顔をして人のものを自分の懐に入れることをいうようになりました。

 人から借りたものをなかなか返そうとしなかったという、江戸時代に実在した「猫好き婆さん」に由来するという説もあります。
赤ちゃんが生まれて初めてする大便のことを「蟹(カニ)ばば」といいます。
蟹ミソに似ているからでしょうか?
(これからおいしい蟹料理を召し上がる方、申し訳ありません・・。)

 蟹ミソ、といえば・・・

  私は、蟹ミソが苦手ですし、
  サザエの一番奥の緑の塊(そう、あのにがいやつ!)も、
  どうしても糞のように感じられて食べられません。
  あの歯ごたえも味もダメです。

  その話をすると、「私も」という人と、
  「あれがおいしいんだよ!わかってないなあ」という人で議論が始まります。
  そして、双方の会話はサザエの話が続くのではなく、
  必ずといっていいほど「ワニの肉食べたことあるか?」などと
  げてものの話へと広がっていくのです(笑)