ごぼうぬき
 多くの中から一つだけ勢いよく抜き出すこと、人材を引き抜いてくること、競走などで数人を一気に抜き去ること、棒状のものを一気に抜き取ること、に使います。
 ごぼう(牛蒡)はキク科の2年草。ヨーロッパ・シベリア原産で、根はまっすぐ地中にのびます。根は重要な野菜として食用や漢方薬の材料になっています。細くてまっすぐなため、長いわりには抜きやすいことがこの言葉の語源になっています。
ことわざで「根掘り葉掘り牛蒡の根まで」というものがあります。
どこまでも、とてもしつこい、という意味です。
それほど根が深いと言うことですね。

 ごぼう抜き、といえば・・・

  思い出すのが小学校の運動会。
  運動会の花形、リレー。
  アンカーで最下位から一気にごぼう抜きでトップになった、我がチームの北野君の走り。
  足が速いというのはとてもかっこいい!

   当時はチームのメンバーみんなに景品がでました。
  もう覚えてませんが、ノートか鉛筆かをもらったはずです。
  とても感激しました。
  私が北野君の立場だったら「景品は全部、おれによこせ!」というかも(笑)