ハイカラ
西洋風を気どったり、西洋の新しいものをいち早く取り入れることや人、のこと。最近では「少し古風な」というニュアンスも含まれているようです
 明治の中頃、襟の高いカラーをつけて気どって歩いている紳士がちらほら見かけられたようです。それを、当時の新聞で(毎日新聞だという話ですが・・)そういう人たちを「ハイカラー」と皮肉って取り上げたのがきっかけとなり、流行語になりました。

 たくさんの当て字も生まれたようで、「ハイカる」という表現も見られます。
「蛮カラ」はハイカラ、をヒントに作り上げた造語です。
野蛮をもじったようですね。

 流行、といえば・・・

  このごろは、ファッション、流行などの主体は若者で、
  大人たちが率先して目立つことが少なくなってきました。
  私は、「あまりにもおとなが若い者に振り回されすぎではないか」と思って
  大人のありかたを心配しているひとりです。

  しかし、ファッションに関しては、明らかにおとなが仕掛け人です。
  芸能人の一部には、若くして自らの発想でファッションリーダーとなっている人もいますが
  ものを作る側、売る側の都合で流行が作られ、
  一般の人は、何らかの情報を得て、それに合わせるのが実情です。
  そうなると、今度は、「
若い子たちは完璧に大人にのせられているのでは」
  「若者は単に金もうけの対象になって踊らされているだけではないのか」
  と、これまたいらぬ心配をしてしまうのです(笑)