後の祭り
ちょうど良い時機を逃してから失敗に気づいて、手遅れになってしまった、の意
語源   
<1>祇園祭説
  この言葉で使われている祭は、京都八坂神社の「祇園祭」のことです。7月中旬におこなわれ、山鉾と呼ばれる十数台の山車が祇園ばやしとともに京の町を練り歩く荘厳な大祭です。最終日は還車の行事=あとの祭りと言われ、山鉾も出ない静かな一日です。祭の山場が過ぎたあとに、祭り見物に行っても意味のないことから、「手遅れ」の意味で使われるようになりました。また、祭りが終わった後の山車は役に立たないことから「後の祭り」と言うようになったとする説もあります。
<2>故人説
 葬式や法事など故人の霊を祭ることを「後の祭り」といい、亡くなった後に盛大な儀式をしても仕方ないことから、後悔の念や手遅れの意味で使われるようになりました。





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