虎の巻
教科書の解説本、講義のネタ本、秘伝の書などのことをいいます。
 学生の間では「アンチョコ」(これは、安直、からできた言葉のようです)とも言われ、お手軽で役に立つ解説本や訳本のことをいいます。

 この語源は由緒ある中国の兵法書からきています。文・武・竜・虎・豹・犬の6巻からなる「リクトウ」という兵法書があり、虎の巻は戦略、用兵の秘伝の内容が書かれていたのです。先生に当てられても答えられる戦略をたてるための秘伝の書、それが「虎の巻」なのです。「教科書ガイド」も重々しく感じられますね。
子どものころよく見ていたアニメ、タイガーマスク。(年齢がバレる・・)
プロレスラーの特訓道場が確か「虎の穴」だったと思います。
イメージが怖かったですよ、ほんと。
ちょっと悪いことをしたら、親に「虎の穴に預けるぞ。」と言われてビビリまくっていました。

 怖いといえば・・・

  こどものころ、しつけのために、よく怖い話をされました。

  夜ふかししたら
  「生駒山のトンネルから、吸血コウモリが、きたああ〜」 (そんなもん、日本におるかいな。)

  夜に口笛を吹いたら
  「大阪城のおトキさんがくるぞ〜」 (いったい、誰やそれ。)

  大人は、いい加減なことで純粋な子どもを驚かせていたのです。
  そして、そんな子どもが大人になると、
  また、自分の子どもに同じことを言っているのです・・・(笑)