ろれつ
 ものを言う調子。舌がもつれて言葉がはっきりしないことを「ろれつが回らない」という。
 ろれつは「呂律」と書き、もとは「りょりつ」と読んだ。これは、昔の音楽の音階のこと。雅楽など楽譜を元にした演奏をしたときに、呂の音階と律の音階が合わなかったので、「呂律(りょりつ)が回らない」と言っていたようです。
酒に酔った人が、舌がからんで話しにくそうになる状態のことですね。
酔うということは、酒好きの人にはたまらなく楽しいひととき。
羽目をはずしすぎないように注意しましょう。

 酔った人、といえば・・・

  同じ話を繰り返す人がいます。
  私の大先輩にもひとりいらっしゃって、いつも同じネタの思い出話をするのです。
  みんなは「でた!メリーゴーランドが回り始めたぞ!」と言って大笑いするのですが
  ご本人はすっかり酔っていて、冷やかしにはお構いなし。
  酒がすすむとその話題がでてくる間隔がだんだん短くなってくるのです。

  「かなりの勢いで回り始めました!」
  「スピードがあがりますので小さなお子さまは気をつけてください!」
  「付き添いの方は決して手を離さないでください!」
  など、まわりが冷やかすのでいつも大笑い。
  そのネタがとぎれると、その大先輩は沈没。
  それと同時に宴もお開きになるのです(笑)