相槌を打つ(あいづちをうつ)
他人の話に調子を合わせて、同感の気持ちをもって受け答えするときのことばや態度。相手の話を聞くときに、単にうなずくだけではなく、「うん」 「はい」 「へえ」 「なるほど・・」 のように、調子を合わせる態度を含めて 「相槌を打つ」 といいます。 
語源  
 焼いた金属を、槌(つち、今で言うハンマー)で叩いて器具を作る「鍛冶」の作業で、師匠と弟子とが息を合わせて交互に槌で打つことを「相槌」といい、それが語源になっています。

 ■電話のように声だけで相槌を打つ場面もありますが、一般的に相槌を打つ時には表情・態度を伴います。中でも最も影響が大きいのが「目の表情」です。「目は口ほどにものを言う」ということわざのとおり、何を考えているか、この話にどれくら関わろうとしているかは、目を見ればわかります。より丁寧に対応しようとして「なるほど」「そうですか」を連発する人がいますが、相手よりも上位に立った印象を与えてしまうことがあります。相槌を打つ時はあまり単調にならないように、話のポイントでは「なるほど、それは○○なんですね」のように理解の度合いを表現することが必要になってきます。
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