げんをかつぐ
ある行為をおこなったときのよい効き目にこだわって、もう一度その行為をすること。
 「縁起」を逆読みした「ぎえん」の略語「げん」と、「あることをする」という意味の「かつぐ」と合わせたもの。
勝負事にこだわって「げんをかつぐ」人はたくさんいます。
行動、しぐさ、服装、食べ物など、ありとあらゆるパターンでこだわっています。
金メダルをかけた大きな試合でのエピソードはもちろん、
家庭内でのトランプの勝負でも、大げさなげんのかつぎかたをする人がいます。

 逆読み、といえば・・・

  飯のことを「シーメ」、女のことを「ナオン」など、
  単語が短くて「省略」できないものは「逆順」にするということがあります。
  いわゆる「隠語」や「業界用語」という類のものです。

  ことばの省略がメインの「若者ことば」とは少しイメージが違うようで、
  逆読みには、ちょっとした「ワル」のイメージがつきまといます。

  ということは、「若くて」「ワル」の人は、これを合わせ技で使って
  「逆順にしてから省略」または「省略してから逆順」とすべきでしょうか。
  ファミリーレストランを「ファミレス」にしてから「レスファ」、
  ミスタードーナツを「ミスド」にしてから「ドミス」など・・。
  なんか、考えていると、もうどうでもよくなってきますね(笑)