●常体と敬体
敬語を含まない文体を「常体」といい、敬語を含む文体を「敬体」といいます。 ●「考えた」 ・・常体 ●「考えました」・・敬体 「ます」という敬語(丁寧語)を含んでいる方が敬体です。 丁寧語や美化語も敬語なので、使われていれば「敬体」です。 学生のみなさんなら、テスト問題の発問でその違いをよく見かけると思います。 ●「次の問いに答えよ」が常体。 ●「次の問いに答えなさい」が敬体。 常体の方はなんとなく押しつけがましさを感じますが、 実はそれが日本語の標準形なのです。 「昨日は晴れました」という敬体から、さらに踏み込んだ ●「昨日は晴れでございました」 という表現のことを、「特別敬体」ということもあります。 |