●絶対敬語
たとえ身内に対してでも、話題の人が目上であれば いつでもどこでも誰に対してでも敬語を使う用法を絶対敬語といいます。 自分の親で例を挙げると、目上の人への伝言で ●「父は、しばらくすると帰る、と申しております。」が、現在の一般的用法。 ●「お父さんは、しばらくすると帰る、とおっしゃっています。」というのが絶対敬語。 自分の親に尊敬語を使っています。 日本では古来、絶対敬語が使われていました。 妻や子は主人の行為については常に尊敬語を使っていました。 ●「わが夫、家斉が仰せになりました」 などです。 また、「平安時代の敬語で天皇、上皇、皇后、皇太子などにだけ使われた敬語のこと」 を「絶対敬語」ということもあります。 |