磯の上に 生ふるあしびを 手おらめど 見すべき君が ありと言はなくに 大伯皇女 万葉集 2-166
686年大津の皇子は謀反の罪で処刑される。姉の大伯皇女の悲しみの歌。 磯の上に生えるあしびを折って見せてあげたいのにあなたはもういないのですね。
万葉集 20-4512
池の水に影さえ映して咲きにおう馬酔木の花を、 しごいて袖に入れましょう。
馬酔木蕾
馬酔木の花