山部赤人の富士山を望める歌1首あわせて短歌 天地の 別れしし時ゆ 神さびて 高く貴き 駿河なる 富士の高嶺を 天の原 ふりさけみれば 渡る日の 影も隠らひ 照る月に 光も見えず 白雲も い行きはばかり 時じくそ 雪はふりける 語り継ぎ 言い継ぎ行くかむ 不尽の高嶺は 万葉集 山部赤人 3-317 田子の浦ゆ うち出てみれば 真白にぞ 不尽の高嶺に 雪は降りける 山部赤人 万葉集 3-318
天の原 ふりさけみれば 渡る日の 影も隠らひ 照る月に 光も見えず
白雲も い行きはばかり 時じくそ 雪はふりける
語り継ぎ 言い継ぎ行くかむ 不尽の高嶺は
万葉集 山部赤人 3-317
田子の浦ゆ うち出てみれば 真白にぞ 不尽の高嶺に 雪は降りける
山部赤人 万葉集 3-318
2001.12.1 清晨の富士