山黄櫨(やまはぜ) : ウルシ科万葉名 櫨(はじ) |
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ひさかたの 天の戸開き 高千穂の 嶽に天降りし 皇祖(すめろぎ)の 神の御代より 櫨弓(はじゆみ)を 手握り持たし ・・・・・ 万葉集 大伴家持 20-4465 わが大伴氏は皇祖の御代より櫨弓を手に持って仕えてきた。
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うるし科の落葉小高木。初夏黄緑色の小さい花をつける。種から蝋を採り、樹皮は染料にもつかわれた。 秋の紅葉が見事ではぜ紅葉の言葉がある。古代は弓の材料に用いられた。
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