平城宮跡 (春)


 
大極殿を望む                 

あおによし 奈良の都は 咲く花の 薫うがごとく 今盛りなり

小野老 万葉集 3-328

あおによし 奈良の都に たなびける あまの白雲 見れど飽かぬかも

万葉集 15-3602


平城宮より大和青垣の山々を望む

春の日に 萌(は)れる柳を 取り持ちて 見れば都の 大路し思ほゆ

家持が越中の国司として赴任していた時の歌。
春の日に芽吹いてきた柳を手に取ると都の大路が思い出されることだ。

大伴家持 万葉集 19-4142


柳と朱雀門