桧扇 (ひおうぎ)   : アヤメ科

万葉名 
ぬばたま

居明かして 君をば待たむ 
ぬばたまの 
わが黒髪に 霜は降れども 

万葉集 2-89


自宅


春日大社神苑




 

山地の草原に生える50-100cm の多年草。葉は広い剣状で白っぽい。 花茎の上部は2−3に枝分かれし、花は径4-6cm。 種子は光沢のある黒色で、ぬば玉と呼ばれる。 和名は桧扇で、葉の並び方が桧扇に似ているのでつけられた。

自宅ではひおうぎの花からぬばたまになる様子がよくわかります。
2003.7.28

2003.9.15 葉の並び方が桧扇

種が実って

ぬばたまに