韮 (にら・はなにら) :  ユリ科 

万葉名 久君美良 (くくみら)

きはつくの 岡のくくみら 
我れ摘めど 籠にも満たなふ 背なと摘まさね

万葉集 14-3444

きはつくの岡のくくみらを私は摘んでいましたがやはり一人ではかごに一杯になりません。あなたと一緒ならたくさん摘めるでしょうに。

 

 


 



 

韮はにおいが強く葉や鱗形は古代から食べられている。長い茎をのばし、その頂に白い六弁の花を群がるようにつける。
 

 
自宅・佐保川原