天智天皇・額田王(ぬかたのおおきみ)・天武天皇

大和三山



右前方耳成山、左畝傍山、後方葛城山

香具山は 畝火(うねび)雄々(をを)しと 耳成(みみなし)と 相(あひ)争ひき

 神代より かくにあるらし 古(いにしえ)も しかにあれこそ

うつせみも 妻を争ふらしき


鳥見山より大和三山を望む。右耳成山、中央畝傍山、左香具山。
後方は金剛・葛城の山々

中大兄皇子 万葉集 2-105

中大兄の三山の歌

 
甘橿の丘からみた畝傍山(中央)と二上山(後方)        耳成山(左)と香具山(右)       
左前方和田池、剣池                      左前方飛鳥川          

あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る

額田王(ぬかたのおおきみ) 万葉集 1-20

天智天皇蒲生野に遊猟したまう時、額田王のつくる歌