2004.4.21 飛鳥稲淵
山傍には 桜花散り かほ鳥の 間なくしば鳴く
春の野に 菫を摘むと 白妙の 袖おり返し
紅の 赤裳裾引き 少女(おとめ)らは 思ひ乱れて
君待つと うら恋ひすなり
心ぐし いざ見にいかな 事はたなゆひ
大伴宿禰池主僧 万葉集 17-3973
蓮華草とすずめの鉄砲