(しい) :  ブナ科 

万葉名 椎・思比 (しひ)


家にあれば けに盛る飯(いひ)
草枕 旅にしあれば 
椎の葉に盛る

家にいれば、器でご飯が食べられますが、囚われての旅の途中です。椎の葉に盛っていただきます。 死を目前にした心境を歌っている。

万葉集 有馬皇子 2-142








椎の大木の根元の幼枝 若狭


椎は海岸地方に多く自生するぶな科の常緑高木。



大神(みわ)神社 拝殿奥の椎の森
若葉が赤い 2007.6.2