竹 (めだけ)  :  イネ科

万葉名 小竹・細竹  (しの)



うちなびく 春さりくれば 
小竹(しの)の末(うれ)に 
尾羽(おは)うち触れて 鶯鳴くも

万葉集 大伴家持 10-4136

山の春がやってきてしのも伸びてきた。鶯もその枝先に触れながら鳴いているよ。

 

 

 

 




春日大社神苑



めだけは山野や川岸で見られる常緑の竹で、地下茎で増えて藪をつくる。
古名のしのは「しなう」「しなやか」「の意味。






春日大社神苑 2004.3.14