すべりひゆ  :  スベリヒユ科

万葉名 伊波為都良  (いはゐづら)


入間道の 大家が原の 
いはひゐつら 引かばぬるぬる 
吾にな絶えそね

万葉集 東歌 14-3378

武蔵の国入間地方の大家が原のいはゐづらを引くと、ぬるぬると続くように、
私との恋仲が絶えないように

 


 

 



園芸用の花すべりひゆ


日当たりのよい畑地や道端に生える一年草。茎は地面を這って分枝し、赤みをおびている。
花は黄色で小さく、日を浴びている間だけ開花する。若苗は粘り気があり、食用になる。




すべりひゆ 自宅