竹(たけ) : イネ科
万葉名 竹(
たけ) |
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梅の花 散らまく惜しみ さす竹の 大宮人の 家と住む 佐保の山をば 思ふやも君 石川朝臣足人 万葉集 6-955 我が背子を いづち行かめと 万葉集 7-1412 み園生の 竹の林に うぐひすは しば鳴きにしを 雪は降りつつ 大伴家持 万葉集 19-4286 我がやどの いささ群竹 大伴家持 万葉集 19-4291 |
竹を詠んだ歌は万葉集中に21首ある。そのうち「さす竹の」「さき竹の」などと枕言葉として用いられるのが9首。さすは芽生える、成長するの意味で繁栄長寿を祝福して大宮。皇子などの枕詞として使われる。
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