天武天皇 ・ 持統天皇


天武天皇は壬申の乱に大友皇子を破って飛鳥浄御原で即位。 皇后は天武のあと即位して持統天皇となる。藤原京に遷都し中央集権的な古代国家の基礎を作る。

 
檜隈大内陵(天武・持統の合葬陵)

北山に たなびく雲の 青雲の 星離れゆき 月を離れて

天武天皇の死を悼む皇后(持統)の御歌。天武天皇の御霊を包んだ青雲が、光を放つ星や月から離れていく悲しみが詠われている。

持統天皇 万葉集 2-161


天の香具山

春過ぎて 夏来るらし 白妙の 衣ほしたり 天の香具山

持統天皇 万葉集 1-28