定家蔓(ていかかずら)
: キョウチクトウ科
万葉名
都多(つた) ・綱
・石綱(いはつな)
いはつなの またをちかへり あおによし
奈良の都を また見なむかも
万葉集 6-1046
いはつなは石綱、つたのことです
。定家蔓は常緑の蔓性の木で、初夏に香りのある5弁の白い花をつける。
その昔、白河天皇の皇女式子内親王のお墓に、藤原定家の執念がまとわりついて花となったという言い伝えがある。
定家蔓 自宅
定家蔓 吉野山 2007.5.28