つゆくさ :  ツユクサ科 

万葉名 月草(つきくさ )
 


月草の うつろひやすく 
思へかも 
我が思ふ人の 言も告げ来ぬ

大伴坂上家之大娘 万葉集 4-583


月草に 衣は摺らむ 朝露に 濡れての後は うつろひぬとも 

万葉集 7-1351


 



 


つきくさは全国各地の道端や草地に生える1年草。6−9月藍色の可憐な花を早朝開き日中はしびむ。朝露にぬれてさくところからツユクサという。