マラソンコースを観る!

 東山三十六峰マウンテンマラソン2004/1/28

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  京都市は三方をを山に囲まれた盆地上の街で、三方それぞれを方角に合わせて「北山」「西山」「東山」と呼ばれ、それぞれの山が関西近郊のハイキングコースとして親しまれております。その中でも「東山」と呼ばれる地域は京の街に最も近く、また麓には銀閣寺・清水寺・伏見稲荷など名刹が並んでおり。その山々の総称を「東山三十六峰」と呼ばれたりもします。

 今回ご紹介する「東山三十六峰マウンテンマラソン」はその名の通り、京都東山を縦走するマラソン大会です。走行距離はおよそ30km。大小6回の山越えを繰り返し、北から南へと進みます。おおよその走行時間はフルマラソンにかかる時間と前後する程度といわれております。

 私もお気に入りの大会で、早くからこのページの作成を計画しておりました。今回は2003年の大会と、その前に行った下見の2回の取材でまとめてみました。

 

スタート地点の「宝ヶ池公園」です。公園の一角にたくさんのランナーが集まっておりました。ハイキングコースにこれだけ多くの人が走ると混乱を招くので、スタートはランナーのペース【自己申告】に合わせて三段階に分かれたウェーブスタート方式です。私はもちろん最終組です(^^;;

スタート直後は公園内を一周します。左の写真はいわゆる「宝ヶ池」です。この池の周回も走ります。そして公園を出たあともしばらくは街中を通ります。途中一箇所、歩道橋をわたるところもあります。

・・・とはいえ、コース上のほとんどは山道です。前半の山越えは同伴するランナーも多く渋滞することもあります。しかし後半になると次第にまばらになり時には前後にランナーが見当たらないこともあります。

山岳マラソンではありますが、何せ都会と隣接した山々です。時には京の都を見下ろせる場所もあります。左の写真は大文字山の火床(大文字山焼では大文字が描かれるところ)からの写真です。(これを見るためにこの大会に出る人もいるのでは?)

右の写真は「将軍塚」と呼ばれる場所です。コースからは少しはなれるのですが、将軍塚から見る京の都も格別です。(ちにみに将軍塚で20キロちてんの表示がありました)

山と山の間では京都へ通じる幹線道路があります。左の写真は将軍塚〜清水山を越えた後に国道1号線と交差するところです。ここでは写真奥にあるトンネルで国道を潜り抜けます。

そのあと少し山越えをし、そのあとは住宅街を通り抜けていきます。いよいよ佳境です。

右上の写真の個所から少し登ると残り5キロ地点(左)です。ここには最終のエイドステーションがあります。またここからしばらくは〔泉涌寺〕の境内を通ります。右の写真は泉涌寺の写真です。

 ここまで来ればあとは稲荷山のみ!(左)なのですが・・・。山そのものは200メートル台の小さい山なのですが、これまでの疲れもあり一番苦しい上りかも?

 なお、大会のコースは稲荷山の山頂までは行かず裏山を通って一周するような形でゴールの伏見稲荷大社に行くようです。

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