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Architecture ≫
京都府立陶版名画の庭
Architect ≫
安藤忠雄
Year ≫
1994
Place ≫
京都府京都市
History ≫
屋外で鑑賞できる世界初の絵画庭園。安藤忠雄氏の施設設計と、堺屋太一氏の発案企画により実現。「1990年国際花と緑の博覧会」に出品された作品と、新たに作成したものを展示。
Estimation
★★★★☆
 

エントランスから。なにやら奥のほうに複雑な空間が見えて、心が弾む気分。ちなみに手前の池に睡蓮が埋められている。ちょっと自然じゃなかった。まー睡蓮なんで。

いたるところにコンクリートのフレームが飛んでる。屋根がなくても梁と壁だけで十分に空間だと認識できる。とにかくこの迫力には圧倒される。

最下階から見上げるとコンクリートのジャングル。壁面はともかく、なぜスラブがここまで分厚いのだろーか!?すごく重たく感じた。かといってモダニズムの重厚感ではなく、見ていて少し疲れる重さ。

まー、あまり上を見上げる人はいないだろうが・・・。ちなみにここは「最後の審判」壁画の前広場。イベントも行われるらしい。

一番奥のエッジ。上階のスラブ。ちょっとトンガリ過ぎだじゃない!?痛痛しい。それは私が先端恐怖症だからか!?90°以上の鋭角はちょっぴり苦手です。
「最後の審判」はものすごく迫力があった。最初から最後まで、ほとんどどの位置でも見ることができる。したから見上げるのが最も握力あり。
何箇所か壁面に滝が流れている。この美術館はもちろん外部で、大きな道路に面している。そのため、車の交通量も多いが、この滝の音で少し和らいでいる。立地環境の欠点を、何かしらの工夫で補うことが出来るという良い例。
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