奈 良 散 策
春日大社に藤かほりて
☆2002.04.24、29
春日大社・砂ずりの藤
春日大社の境内にある藤は地面につく程房が長くなると言う事から砂ずりの藤と呼ばれている。
樹齢約600年の大木にも房が長く咲く年と咲かない年があって、今年は長く咲いた年だそうだ。
24日の夕方近くに行った時にはまだそれほど房は伸びていなかったが蕾もまた風情があり
それなりに観賞できた。春の観光シーズンだけあって観光客や修学旅行の学生さんがいっぱいで
なかなか写真撮れず28日朝6時半に再び訪れた。早朝とあって数人のカメラマンしか見あたらない。
藤はもう長さ1m以上も伸びているのもありあま〜い香りを放っていた。
薄曇りで時々雨が降る中、新緑と紫色に染まる境内で静かな時を過ごした。