奈 良 散 策
祈りの灯火
☆2003.08.15
なら燈花会・大仏殿万燈供養
今年も例年通り燈花会が開催されたが出掛けたのはこの15日が一回きりだった。
大分前に購入していたカメラでやっと初撮りして、思う様に撮れなかったのが歯がゆい。(^^;)
何と言っても失敗だったのが、ストロボを無線で飛ばしてカメラから離れた所で光らそうとの試み。
しかし、何遍やっても光らない・・・いや、時々は光るんだけどね。この意味が分からず
結局、本体に付けて使ったり、シャッター切ってすぐにストロボ持って離れている主人に合図をして
手動で光らせてもらったりで・・・大勢の人混みの中で汗だくでした。ハイ!
そんな訳で、いっぱい撮ったんですがちゃんと撮れたのがなくて残念(-_-;)
後で聞くと、無線が有効なのは本体から60p位だとか・・・実際はもう少し離れても大丈夫みたいだけどね。
大仏殿万燈供養は、大仏さんが無料拝観出来るとあって毎年長い行列が出来て
今までパスして来たが、今年はそんなに多く無かったので行列に加わった。
ライトに照らされた大仏さんは近くで拝観すると迫力満点!
大仏殿の周りに整然と並べられた供養の灯りは、大仏殿を幽玄の世界へと照らし出し一つ一つの祈りが伝わって来た。
☆2003.08.23
元興寺地蔵会万燈供養
去年は法要がとっくに終わった後に行ったので、今年は早めに出掛けたら、まだボランティアの皆さんが準備中だった。
去年は、境内に桔梗の花が沢山咲いていて花の中で揺れる灯りが幻想的だった。
今年は、花が早くから咲いた為か2〜3輪しか残っていなくてちょっと寂しい。
まだカメラマンが少ないうちに境内を散策して回る。
石仏の前に並べられた灯明皿1つ1つに願い事が書かれている。
この灯明皿や火がつけられる芯は全てボランティアの方達が作られていると
作業されているボランティアの方が説明して下さった。
ぐるっと回って一番西側に行くと、木立の間から火が灯される前の石仏を夕陽が照らしていた。
何故か温ったかくホッコリした気分になる。
法要が始まる5時ぐらいにはカメラマンの人数も増えて来たので、良い場所で撮ろうとずっと立ちんぼ
して撮れたのが下の2枚。手持ちのストロボなし・・・
この後は、風情のある夜のならまちをブラブラと撮りながら帰った。