悠悠撮影の旅

晩秋の柿

          ☆2002.12.08
             京都府美山町

            小雨の中、茅葺き屋根で有名な美山町を訪れてみた。そぼ降る雨がしっとりとした晩秋の風情を漂わせている。


            秋真っ盛りの頃は、後の山は紅葉で彩られていたのであろうか。
           今は靄で包まれて寒々とした山肌が近づく冬をじっと待っている様である。
           里のはずれで、雨に濡れたのこり柿の滴が晩秋の風情を一層引き立たせていた。


            ☆2002.12.19
             NF撮影会・京都府和束町

               集合場所から、3台の車を連ねて走っていると雨が降り出して来た。
              予報では昼からの筈だったが、随分早く降って来たものだ。
              今日の撮影地は近くの和束。茶畑で有名な所である。
              ウチョウランを栽培する為にわざわざ和束に引っ越しされた方が居られると
              以前聞いた事があるほど霧が発生しやすい所だそうだ。
                    小雨に煙る茶畑に柿の木・・・
              そんな光景を想像していると、住宅地にある狭い坂道で中型のバスと対向するのに
              苦労している先頭車のHiroさん。(^^)
              ちっとも進まないので、後車のみきさんが車を降りて誘導して、やっとすれ違う事が出来た。

               そこから少し上がった所に茶畑が広がっていた。
              広い所に駐車し、カメラをセットして歩き出す。少し歩くと、もうそこが頂上で一帯が茶畑になっている。
              柿の木は数本あり、6人のメンバーはそれぞれに散って行く。

               この間の美山町に続いて雨の中の撮影は2度目で、カメラを濡らさない様に持ったり
             撮影したりするのに肩が凝るので、小降り程度ですんでくれたら良いのだが段々と雨足は強くなる一方だった。
             それにしても、皆さん熱心に撮ってはる。雨の中の撮影が好きなひとみさんは最後まで粘っていた。(^^)
             私と同じレンズを買って今日が使い始めと言ってた信さん、撮り心地はどうだったかな?

              ガスが濃くなりバックの山も見えなくなった所で、お昼を食べに行く事になり山を下りた。
             ゆっくりと食事をして、外に出た頃は雨も本降りになり薄暗くなって、先ほど食堂のおばちゃんに
             撮影のポイントを教えて貰った所を目指して走るが結局見つからず仕舞いだった。

            帰り道々、柿の木が目に付くと車を止めては撮影と言う格好になる。
           今年の柿は豊作だったのか、どの柿の木もすずなり状態だった。
           皆さん、雨の中黙々と撮影されていたが良い作品が出来たのでしょうねぇ〜(^-^)
           初心者の私が撮った写真よりも、ベテランの皆さんの写真を拝見する機会が殆どない事はちょっと寂しい。
           皆さんは、写真教室に通ってられる方ばかりでこの撮影会の写真でもNAOさんは5枚も金庫入り
           (先生のお墨付きで凄く良い作品の事だそうです)が出たそうな。(^_^)v