悠悠撮影の旅
魅せられて「琵琶湖」
☆2003.01.15
途中からひらひら舞っていた雪が、瀬田の唐橋を渡ると地面にも積もっていた。
湖岸を北の方へ走るにつれ積雪が多くなる。雪化粧の琵琶湖が撮れると3人は大はしゃぎだった。
今年は奈良も結構積もったが、奈良では雪景色なんて滅多に見られるものではない。
喜んでいるうちに車が止まった。
大きなマンションの所だったのでみきさんタバコでも買いに行くのかな?と思っていたら・・・
うわぁ〜!振り向いてびっくり〜〜☆ なんと一面に菜の花が咲いているではないか。
それも雪の綿帽子を被って!! ここで撮影するんだったんだ。(^^;ゞ
琵琶湖は、今頃から咲く菜の花を植えたり、水鳥を観察出来る様にしたりして綺麗に整備されている。
降りしきる雪の中撮影したが、生憎風が強かったので落ちて来る雪はちょっとしか写っていなかった。
午後の遅めに出発して来たので、そこそこで切り上げ志那町のコハクチョウがいる所に移動する。
確か午後4時ぐらいに餌をあげる時間だと言ってたが、少し過ぎていたので鳥達は満腹になったのか
ゆったりとくつろいでいる様子だった。
飛んでくれたら良いのになぁ〜と三脚立てて待てどもそんな気はサラサラなさそう・・・
そのうち吹雪いてきて前が見えにくくなったので帰る事にした。寒かったぁ〜(>_<)
☆2003.01.16
今日は、NFの月一回の撮影日で4人の参加者となる。
昨日降っていた雪も止んで暖かく感じる気持ち良い日になりそう。
早速菜の花畑へ・・・既に沢山の方が撮影されていた。
昨日霞んでいた景色もじっくり眺めると、向こうに比良山が雲の上から顔を出していた。
全景が現れるのを待っていたが結局恥ずかしがってちょこっと出て来ただけ・・・(^^)
お腹も空いてきたのでお昼食べに行く事に全員賛成。
1枚のステーキが乗ったステーキピラフは、こんがり焼いたガーリックがほどよく効いて
ピラフにステーキの汁がしみ込みとっても美味しかった。( ̄¬ ̄*)じゅるるる〜〜だよん☆
量も多く、サラダ、コーヒーはいくらでもお代わり自由♪
言うまでもなく、非常〜に満足だったのは画像が大きくなっているのでお解りでしょう。(^o^)
ゆっくりとくつろいで、夕陽を撮りに湖北へと走る。
途中、真っ白になった山が幾つか見えるがどれがどの山かさっぱり解らない。(^^;)
湖北までは、時間が掛かるのでかなりの距離なのが実感出来る。
昼間あんなに晴れていたのに、湖北は薄雲が掛かっていた。
綺麗な夕陽が撮れるか心配になってくる。
夕焼けまでまだ時間がありそうなので、ひとみさんと下で2人並び湖面を撮る事にした。
向こうの方では、みきさんとNAOさんが、早くも夕陽を撮る場所を確保して三脚立てている。
時間が経つにつれ湖面がキラキラと輝いて色の変化も多く、また浅瀬には水鳥が走り回っている。
小さく寄せるさざ波に春の兆し・・・
見ているだけでドラマを感じるのは私だけだろか。
今日はバスで撮影に来られた団体さんや、他のグループも沢山来られてて
後から行ったら場所の確保が難しかった。
ウロウロしてやっと立てたのが下の↓場所。
しかし、肝心の夕焼け時に雲の中に隠れてしまい真っ赤な夕焼けにはならなかった。
待っても湖面は暗くなるばかりだった。やっぱりお天気にはかないませんね。
☆2003.02.15
再度夕陽を撮りに出掛ける。今日は今までで一番晴れて夕陽は確実とウキウキ顔(^o^)
先ずはコハクチョウのいる場所に寄る。
相変わらずユリカモメが飛び回っているが・・・ちょっと寂しい雰囲気?
お世話されている方が、「今朝半分のコハクチョウがシベリアに帰ってしまったのだろう」と
お話していた。残りの17羽もおそらく明日の朝には飛び立つだろう・・・とも。
コハクチョウは1日でシベリアまで帰り着くのだそうだ。
帰る前には身体を軽くする為に食事の量を減らしたり、湖の上を旋回して飛び立つ準備をするらしい。
ゆっくりとお茶したりしていて、時間が大分過ぎてしまい太陽がかなり傾いてきた。
急いで湖北へと走る。太陽と競争になりそうだ。(^^;)
途中、車窓から眺めると湖面に揺れる太陽の光が綺麗かった。
が、またしても沈む所に厚い雲が帯状に延びている。。。
いやな予感がしたので、デジカメで車中から1枚撮っておいた。
撮影ポイントが近づくにつれ雲の中に入る太陽・・・ああぁ〜もう少しなのにぃーーーーー!
「・・・・・」
結局、駐車場に着いた時には夕陽は厚い雲の中だった。
帰る人もちらほら。こやけを期待して取りあえず湖岸にカメラをセットする。
波間がピンク色に少しだけ染まってきた。
気が付くと何時しかみきさんとNAOさんの3人だけになっていた。
湖面が碧く眠りについたような静けさが漂う。暫くして暗い中電池を灯してそっと立ち去った。
湖北の夕陽は難しく何度も通う事になりそうだ。