悠悠撮影の旅
琵琶湖の夏・梅花藻
伊吹山のお花畑
☆2004.08.26
醒ヶ井
来年も又行かなくっちゃ・・・と言ってたけど、来年まで待ちきれずに行ってしまった。
10時頃現着した時は、日が当たり川面も明るく梅花藻も水面に輝いていた。
百日紅は大分傷んでいたが、遠目にはまだまだ撮れそうだし、
散った花びらも水面の梅花藻の上に散りばめられ紅白のコントラストが綺麗。
でも、梅花藻の緑色の藻が黄色ぽっくなっていて撮れない所もあった。
何日か後には台風も来そうなので、思い切ってこの日に出かけて良かったな。
撮っていると観光バスの団体さんが何組か入れ替わり通り過ぎて行く。
普通の日とあってやはり女性が多かった。
☆2004.08・11
滋賀県米原町醒ヶ井・伊吹山
前回、台風の影響で地蔵川が増水し白く可憐な梅花藻は水中で閉じていた。
そして、今回改めて訪れたのがお盆前の早朝・・・
ぅ〜ん!又しても失敗かな?
梅花藻は水面に出ているのだが、到着時間が早すぎなのか光線が全然ない。
場所を変えて探してみたがまだ何処とも暗い感じ。
暫く待つと少しずつ日が当たり始めた。
待ちきれずに何枚か撮ったが家や木の陰が写り失敗作みたい。(^^;ゞポリポリ
来年も又行かなくっちゃ・・・
次いで伊吹山の駐車場に着いたのが11時過ぎ。
お昼のおにぎりを買い伊吹山を眺めつつほおばった。
西遊歩道は、蟻の行列みたいに登って行く人の背中が続いている。
こんな日中の暑い時間帯に登る人はいないだろと思っていたが・・・
標高1377mの伊吹山に、涼を求めて汗をかきながら登っているのだろなぁ。
食べ終わって、リュックを背負いベンチを立ったのが11時45分。
大きな地図が遊歩道の入り口があり、コースを選べる様になっている。
東遊歩道はお花畑の絵が描いてあるがきつくて60分かかる。
真ん中の遊歩道は、下から眺めるだけでも急斜面を登って行く20分。
先ほどから行列が続いていた西遊歩道は、お花畑の絵も描いてあり40分。
こちらの方が花を見ながらゆっくりと登れそうなので西コースを選ぶ。
人混みの中に混ざり、歩き出してすぐに目に付いたのが青い色の鮮やかな咲きかけの花・・・
「うわぁ〜きれい〜〜ぃ」
クガイソウと思いリュックに仕舞ってあったデジカメを取り出し撮っていると、
傍で撮ってたカメラマンが、これは「ルリトラノオ」だと教えて下さった。
伊吹山特産の花だそうだ。園芸品としても栽培されている。
「ルリトラノオ」と良く似ている青い花「クガイソウ」の見分け方も教えて頂いた。
「ルリトラノオ」・・・葉が対生になっている。
「クガイソウ」・・・葉が輪生になっている。
伊吹山に入る早々に優しいカメラマンに出会い、ルリトラノオの名前を教えて頂いたお陰で
途中何人もの人に「これ何の花だろう?」と尋ねられ、「ルリトラノオですよ」と答えられた。
花の中で沢山群生している「シモツケソウ」は殆ど終わっていたが、上に登るにつれ
花が残っているので山頂に咲いているのを期待する。
撮りながら登るので息や足は楽である。
登って来た後ろを振り向くと「シシウド」越しに山並みが霞んで見えた。
日差しが強いせいか景色がすっきりしない・・・
登る道の先に琵琶湖が見えて来た。「もう頂上〜♪」と
急いで歩くと道は左に折れてまだまだ続いていた。
喜んだ気持ちも折れて、此処でお茶でも飲みながら一服する事にする。
少しだけ葉陰を背にして座っていると涼しい風が通って行く。
喉も潤い、汗で濡れたシャツが冷たくなって来たので再び歩き始める。
暫く歩くとお花畑が広がっていた。やっぱり山頂ではシモツケソウが残っていた。
赤やピンクの色が「シモシケソウ」で緑の葉とのコントラストが絨毯の模様みたい。
やはり赤やピンク色の花が咲いている方が華やかな感じする。
遙か向こうには琵琶湖が見えていて、雲も良い感じに流れている。
此処からお花畑が続いている様なのでデジカメからカメラに替えて何枚も撮った。
山頂近くなると記念撮影する人や立ち止まって花見する人で渋滞気味になり、
頭の上からお日様も照りつけて暑い〜(;^_^A
ずっと先の頂上辺りにかき氷ののぼりが見えている。「食べた〜い〜早く辿り着きたいなぁ〜」
後はカメラ担いでひたすら歩くが石がゴツゴツと歩きにくい。
もう目の前にのぼりが大きく見えて来た。ベンチでは美味しそうに食べている人も・・・
頂上は、かき氷のお店の上にある筈なんだけど、まぁ〜いいや、かき氷が先だ!
荷物を下ろして、イチゴのかき氷を注文する。
時計を見ると2時30分だから、下から2時間45分掛かって登って来た事になる。
まぁ〜良く遊んだもんだ。(^^;ゞ 何年振りかでかき氷食べたくなる筈やね。
暫くして出てきたかき氷はペチャンとした山のかき氷・・・
最初のスプーンを入れるのにこぼれそうなほど高い山と想像していただけにガクッ。
これで400円、まぁこんな山の上まで材料上げるのに大変なんだろからこんなもんだろうね。
口に含んだかき氷の冷たさと甘みが、熱くなった体全体に染みわたる様で美味しい〜☆
綺麗なお花畑を見ながら登って来た道を想像し、涼しい風に吹かれながら
ペロッと食べてしまったかき氷は爽やかな満足感が残った。
そこへ携帯が鳴った。主人らしいが電波が届きにくくすぐ切れる。
屋根の下に居たので外へ出てかけ直すと、
今、西大寺駅の近くにいるけどその辺まで帰って来ているんなら迎えに行くからとの事。
まだ伊吹山の山頂にいるから勝手に帰ると電話を切った。
もう3時になろうとしていた。帰り支度して少し上にある頂上に立つ。
後は、真ん中の道をひたすら下りるが階段の幅が歩きにくく横歩きになって下りた。
こんな時間になっても登って来る人も多い、一日でどれだけの人が伊吹山を訪れるのだろう。
下に着いたら丁度20分かかっていた。
足がガクガクしていたが頂上まで登れて嬉しかった。